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日本で唯一の「サウナのまち宣言」をした豊後大野で、地域(まち)の未来を語り合ってきたよ(前編)

”おんせん県”と名乗っているのに、大分県で唯一温泉が無い。そんな境遇を逆手に取って「サウナのまち宣言」をして全国へ名を轟かせつつあるまち、豊後大野に行ってきました。

「サウナのまち宣言」については、発起人の一人であるケンくんの記事。ケンくんは九州廃校サミット(現:One Kyushuサミット)の仲間でもあります。

もちろん僕も入ってきましたよ!
秘境の地にあるLAMPのサウナ。

ゲストハウスLAMP

良い記事がありました!

オーナーのケンくん、ほんとにすごいの作ったね。
体験しないと語り尽くせない、すごいサウナでした。
感動を通り越して尊敬ですm(_ _)m

予約はここから

そして、このまちにやってきたメインの理由はこれ。
夜は、まちの若手リーダーたちが立ち上げた勉強会に参加。
ゲストスピーカーとしてお招きいただきました。

こんなイベントでした!

イベント後に主催者の皆さんと語り合いました。
いやーまじで面白かったです!
みんなありがとう。

2−3時間くらい語り合っていたと思うのだけど、そのうち話題は「宇宙人観光推進員会」について。にわかにSNS界隈を賑わせていたので、聞いたことがある方も多いと思います。

宇宙人観光推進員会!!!!
大分すげー!!ってなりますよね。

彼らの取り組みに賛同する加盟店が100店舗を突破したとのリリースも!

大分県国東(くにさき)市にある大分空港が、早ければ2022年に「宇宙港」となる計画がある。5年間の経済効果は100億円を超えるとも言われていて、そのムーブメントを利用しながら地域を盛り上げたいという民間発案の企画。

底抜けに破天荒で明るい話題なので、単純に面白がっていたのですが、よく話を聞いてみたら、少しばかり事情が違うようです。

「僕らの意図に反して、あちこち宇宙人が登場する”バズり型”の話題先行プロモーションが走り出してしまっていて…」

そう語り出したのは、実行委員会リーダーのダイくん。
お酒が進むにつれ、悔しそうな顔で話をしてくれました。

「宇宙人歓迎としたのは、宇宙人(エイリアン/ALIEN)という表現を国際的な観光都市を目指す大分らしい”多様性の象徴”として表現したかったからなんです。だから、その”象徴”であるべき宇宙人を登場させてしまったら、この企画は何処にでもありがちな、お祭り騒ぎのファンタジーになってしまう。」

何やら地元の若手グループの意図に反した、”大人の事情”が彼らのやる気を削いでいるようです。あちらこちらで延々と繰り返される地元の想いを無視した「地方創生ビジネス」の理不尽なストーリー。

その辺り、(後編)として改めて!


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