神・時間術 要約+育休母さんの実践例
こんにちは!0歳3歳boys育児中のKyuと申します。
今日は本からの学びと実践を記事にします。
樺沢紫苑先生の「神・時間術」
本の要約+お母さん目線での実践をお伝えしていきたいと思いますのでよろしくお願いします(^^)
⓪はじめに
この本のメッセージはこれです。
「1日24時間をめちゃくちゃ効率的に使って良い人生にしましょう!」
著者の樺沢先生の言う“良い人生“とは
「仕事量も自由時間も多い」「忙しくない」そんな人生です。
先生本人は、仕事量は普通の人の4倍、自由時間は2倍の超人的なアウトプットを実現。その方法が書かれた一冊です。それでは要約していきますね。
①時間を二次元で捉える。「仕事量=集中時間✖️時間」
これが、本書の根幹になる考え方です。
樺沢流時間術のポイントは「集中時間」であることがまず大前提となります。
時間の話をすると「○時間○分」と時計の針だけで語られがちです。
が、実際に重要なのは「その時間に何をしたか=仕事量」ですよね。
「仕事量=集中時間✖️時間」
時間は有限ですから、集中時間をいかに有効活用するか、ここに焦点を絞っていきましょう。そのための方法や考え方を次以降ご紹介します。
②1日のスケジューリングが肝
本書の中に「集中力を高めるのはやめなさい」という言葉があります。
集中力は、プロのアスリートでさえコントロール困難なもの。まして私たちが日常意思の力でコントロールできるものではない、と筆者は言います。
代わりに大事なのがこの考え方
「集中力の高い時間に、集中力の必要な仕事をする」
この前提に立って、1日にしたい仕事を割り振っていきます。
集中力の高い時間とは
「起床後の2〜3時間」「休憩の直後」「終業間際」「締切直前」などが挙げられます。中でも朝の生産性は夜の4倍にもなるそう。
同じ1時間の集中仕事で出せる成果が、朝は夜の4倍と言うことです。
つまり、ポイントは2つ。
◆仕事の種類を「集中仕事」と「非集中仕事」に分ける
◆集中仕事は集中時間にやる。 特に進めたい仕事は朝にする。
この“集中時間“を確保する方法について、次に詳しく説明します・
③集中時間の確保
大前提として、以下では、集中時間の質を高めるために時間を使います。
仕事をする時間が減るような気がしますか?
ついそう考えてしまいそうになったら、最初に説明した“二次元で捉える“と言う考え方に立ち返りましょう。
集中力が落ちている状態で長々と仕事をするよりも、
集中力を高く保って短い時間で仕事をする方が仕事量が増えるのです。
時間の使い方の判断を誤らないためにも、この「集中時間」という考え方は自分の中にしっかり持っておきたいですね。
では、具体的な話に入ります。
<集中時間を確保する方法>
◆7〜9時間の質の良い睡眠をとる
→1日のパフォーマンス全体に影響します。
◆集中力が落ちてきたら休憩
→集中の持続時間は15分または45分単位が目安。
<休憩方法>
・仮眠:20分〜30分がベスト。5分でも効果あり
・運動:階段の登り下りでも
・日光を浴びる
・リズム運動:歩く
・場所を変える
・瞑想
※休憩時間にスマホを眺めるのは脳が休まらないのでNG!
◆集中環境を作る
→集中は一度途切れると戻るのに15分もかかる。
<環境の作り方>
・机の上とPCのデスクトップは整頓しておく。
・スマホを見ない。通知はオフ。
・会議室に籠って作業
・締め切り、制限時間を設ける
◆有酸素運動
午後に60分〜90分の有酸素運動を行うことで、朝の集中力が蘇ります。
筆者は「1日が2倍活用できる」と表現しています。
運動が脳に与える効果、健康効果も数知れず、1日の集中力の観点だけでなく、
運動習慣自体が人生全体の時間を増やすとも言えそうですね。
④自由時間の使い方
さて、これまでの方法は何のための時間術でしたでしょうか?
良い人生のため、でしたね。
効率よく仕事を済ませて、自由時間を確保できたら、能動的に使いましょう。
降ってくる仕事をズルズル続けたり、
なんとなく入ってくる情報に気を取られてスマホを眺めるのはNG。
自己投資&リフレッシュ
にしっかりと時間を使って心の健康と自己成長を続けていきましょう。
そうすることで、圧倒的な正のスパイラルに入ることができます。
その他、本書では著者が実践している、細かい仕事のコツや、隙間時間の活用、質の良い睡眠をとるための方法等についても触れられていますので
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
それでは後半、私の実践例をお伝えしますね。
「オフィスではいいけど、家では子供もいるし実践難しいよね」
というのが正直なところではないでしょうか?
そんなお母さんが生活に取り入れるヒントになるお話ができればと思います。
(1)集中仕事と非集中仕事をしっかり分ける
私は今育休中ですので、毎日家で0歳児と一緒。早朝からぐずぐずの日も、終日ご機嫌の日もあり、お昼寝の時間も結構まちまち。本書では1日のスケジューリングが肝!と言われますが、それは一旦諦めて…。笑
一方で“集中仕事“と“非集中仕事“をかなり意識して1日を過ごしています。
私にとって、集中仕事をする時間はとにかく“子どもが寝ている間“
子どもが寝たら迷わず、徹底的に集中仕事に取り組みます。
そしてその間はスマホ封印。目に入らないようにしておきます。
ただし、寝ている時と言っても夜は結構疲れてるんですよね。
なので、家事(非集中仕事)はなるべく夜にまとめています。
逆に、朝+寝ている間はめちゃくちゃ貴重。
なので、翌朝の家事を最小限にできるよう、朝ごはんやお弁当作りも可能な限り夜のうちに準備しておきます。
朝はなるべく子どもより早く起きて、勉強やアウトプットなどをします。
とはいえ夜間授乳もあって眠たいので、無理はしませんが(^^;)
集中時間と非集中時間を意識する。これだけでも、家事と育児で終わっていた1日に、知的活動に使う時間が+αされた感じです。
(2)耳があいている時間を徹底活用
非集中仕事をしている間、私は常に耳からインプットしています。
最近は専ら、教育系・ビジネス系YouTube
ほんとYoutubeすごいです。クオリティ高い情報が無限に配信されている!
料理中、洗濯物の間、掃除しながら、耳が暇している時間はあまりないです。
意識高い系Youtubeをこれだけ聴いてると、かなりマインドが変わります。私もできる!って気分になりますし、ビジネスで成功している方々の考え方の本当に大事なポイントが自分に染み込む感じです。
一発では行動は変わりませんが、ずっと聞いていると、「私も誰かの役に立たねば!」と行動が徐々に変わってきて、twitterを始めて、こうしてnote記事も真剣に書くようになりました。
少し話が逸れましたが、耳からの有益なインプットだけでも人生を変える可能性を秘めている。ということは強くお伝えしたいです(^^)
ちなみに、資格試験の勉強をしているときは、ひたすら講義を繰り返し聞いていました。この聞く学習がなければ絶対合格していなかったと思います。
あ、子どもと遊んでいる時は聞いてません(^^;)念のため。笑
子どもと遊ぶことに集中してますよ〜。
(3)スマホ時間は徹底管理
繰り返しかもしれませんが、スマホに時間を奪われるのは本当に危険です。
無意識にスマホを見ないで済むよう、通知オフ、アプリ削除、封印する時間を作る、など、色々工夫しています。
もともと、そこまでスマホに依存している自覚がなかった私なのですが、これを徹底したら、時間の余裕が明らかに増えて、驚きました。
「時間術大全」という別の本があり、スマホ管理についてはそちらに詳しく書かれています。そちらの解説と実践も近々アップしますので、よかったら参考にされてくださいね。
(4)自由時間に何をしたいかリスト化
毎日とはいかなくても、うまくいった日は、夜にちょっと自由時間ができます。
その時に、迷わずそれに取り組めるよう、やりたいことリストを作っています。
ほんの20分でも、30分でも、自由な時間ができるととっても幸せです。
その時間を、能動的に活用できたらさらに幸せです。
観たかったドラマを少しずつ観ていくとか、小説を読むとか、旦那さんとボードゲームしてみるとか、ヨガをするとか、“自分の気分が上がる“ことをリスト化しておくといいですよ。
ドラマや本の場合は、タイトルまである程度絞っておきましょう。「えーと、何にしようかなあ」と選ぶのに意外と時間がかかったりします。
私のリストは今はこんな感じです。この中から気分で選びます。
・がっつり読書「ファスト&スロー」ダニエル・カーネマン
※隙間時間読書と自分の中で分けてます。
・ヨガ(まだやったことないのですが・・・笑)
・瞑想
・将来についてぼーっと考える
(5)睡眠について
睡眠の大切さは、あちこちで言われますが、子どもが小さいお母さんにはかなり悩ましい問題ではないでしょうか。少なくとも私にとってはそうです。
3歳の長男も寝相が凄まじく、夜中に何度もタックルしてくるので、もうかれこれ3年間、朝までぶっ通しで寝れたことって何日あったかな・・・という感じ。
今の状況であっても、私が可能な限り質を高めるために心がけていることをご紹介します。
・午後1時以降はカフェイン排除
・お風呂につかる
・寝る直前のスマホはなるべく控える(LINEの返信とか夜にまとめてするのでなかなか難しいんですけど。。。)
・寝る前2時間は食べない(食べるとしてもナッツやチーズをちょこっと)
・寝る前には深く腹式呼吸5回
ちなみに、なんとかしっかり眠りたくて、
0歳児のネントレにも挑戦しましたが、挫折しました。笑
まあそのうち寝られる日が来るし、そしたら生産性高い毎日を送ってやる!と期待して過ごしています〜!
眠れないお母さん、一緒に頑張りましょうね。
★感想(おまけ)
時間を二次元で捉えるというのは、個人的にはコペルニクス的発想の転換でした!これは自分の中に染み込ませたい。
と言うのも、仕事が忙しいとつい、「休憩時間がもったいない」とか考えてしまうんですよね。この思考の癖を根本から叩き直さないと、ということですね。
ただ、本書の内容は、環境によって実践が難しいこともたくさん。
とにかく工夫して自分だけの神・時間術を作り上げることが必要だなと感じました。子どもがいるから尚更。そのまま実践が難しいだけに、工夫の余地ありまくりでワクワクしてます。
なんといっても、樺沢先生ご自身の仕事量&遊びの量が半端じゃないから、自分もそこへ近づけるヒントを手に入れたなんて素晴らしい!
未来の時間が無限に広がったように感じます。
ここまで長い記事を読んで下さり、本当にありがとうございました。
不明点、読んだ感想など、
コメントいただけるとものすごく嬉しいです!
ありがとうございました♪
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