【企画の基本】プレゼン初心者を脱出するたった一つのこと
こんばんは。カーボです。
企画開発の仕事を20年以上続けています。
業界にいる人は常識でも一般の方は意外と知らない企画の基本シリーズ。今日はプレゼンの基本をお伝えします。
今日伝えたいことは一つです。
プレゼンをするときに絶対に原稿を読んではいけません
理由と対処方法をお教えします。
原稿を読んではいけない理由:聞き手に響かなくなる
原稿を読むだけのプレゼンは相手に全く響きません。ちょっと不思議かもしれませんが、あなたも聞いてみればすぐわかります。
原稿を読むだけのプレゼンは退屈ですし、聞き手を無視してるも同然なので意思疎通ができないまま話を進めている感じです。
「そうはいっても忘れちゃうし不安だし。じゃあ、全部覚えなきゃいけないの?」とお思いかもしれませんが、もちろんその必要はありません。
進め方がありますので順番にやっていきましょう。
ステップ1:原稿ではなくメモ書きを書く
しゃべる要点のメモをまず作りましょう。基本的にプレゼン資料自体が話すきっかけになると思いますので慣れてくればくるほどこの作業はいらなくなります。
また、あえて読み上げる用の原稿は作らないでおきましょう。一字一句書いた原稿を作ってしまうとそれに頼りがちです。
メモ書きをベースに自分の言葉で話せる様になりましょう。プレゼンが上手い人ほど同じ資料でも相手や場によって話す内容を変えられます。
また、メモ書きも最初の練習用と本番のお守りに持っておく程度で実際に本番で見ることはないです。それくらいの気持ちで練習をしていきましょう。
ステップ2:録画しながらプレゼンの一人練習をする
今は便利な時代で誰でも簡単に録画ができます。是非、長回しにしてプレゼンの練習をしてみましょう。
撮った自分の映像の話し方を見るだけで学びや気づきが、たくさん出てきます。
ここでの注意事項としては、つっかえたり止まったりしても最後まで本番のつもりで続けてやり終えることです。
そうすることであなたのプレゼン力、とっさの対応力が格段に成長していきます。
ステップ3:相手に聞いてもらってプレゼンの練習をする
ここまでできればいうことないですが、このプレゼンを聞いてもらう相手を探すというのがとても難しいです。
聞いて的確なアドバイスができる人というは実はほどんどいません。必要とされるのは、
・あなたと同じくらいプレゼンの内容に興味がある
・あなたと同じかそれ以上にプレゼンの経験がある
ですが、両方を満たすとなると先輩か上司かになります。
でも、時間を取らせるのも気遣う相手ではありますのでなかなか難しいところですね。
難しい場合はステップ2を繰り返して精度を上げていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕もプレゼン初心者のときは一字一句原稿に書いて本番では読み上げるだけでした。
そこから成長した今では、資料さえあればノー準備で勝手に最後まで相手に合わせてしゃべれるようになりました。
プレゼンには場数を踏むというのが一番大事ですが、ステップ2の録画しながら一人練習はその擬似的な経験がかなり積めますのでオススメです。
是非やってみてください!
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