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2020年7月に観た映画

7月は、わたしの青春時代に大好きだったアニメをリバイバルで観ることができた。
まあ、#AKIRA はリマスター版でIMAXになっていたのである意味別物か。それはそれで不思議な体験。別の映画を見ているかのような躍動感があった。
相変わらずミニシアターでホームである別府ブルーバード劇場のものが多いのは間違いない。

59 AKIRA

感想はこのnoteに書き尽くしているはず。

60 MOTHER

これはある意味、自分には刺さる映画だった。
長澤まさみが本当にクズでろくてもない母親の役を演じてたんだけど、息子にもうそこまでしてまでこの母親要る?って言いたくなってしまった。好きなんだよね。わたしには理解出来んけど。

61 風の谷のナウシカ

王蟲のシーンで毎回号泣するわたしだったが、今回はそこまで泣くことはなかった。
でも、やっぱりテレビ画面よりもスクリーンだよね。
今回はちゃんと泣きすぎずに観ることが出来た。大人になったな、わたし。

62 魔法少年ワイルドバージン

30歳になっても独身のさえない男、星村が、童帝のままだったことで、魔法を使えるようになる、というまあ、BL漫画では定番の設定で走り抜ける、青春ドラマ。
先輩の月村は既に魔法使いになっていて、星村にレクチャーするところなんか最高!!
でも何より、星村の人柄に惹かれた秋山がダークサイドに落ちた月村に拉致され、ふたりで「やりたい」「ガンガンやりたい」と叫ぶシーンは、レビューにも書いたがいやらしさよりも潔さを感じる。斎藤工の無駄遣いとも言える彼の役柄にも注目して欲しい。

63 許された子どもたち

なんとも難しい。ラストをどう考えたら良いものか。
主人公はかつていじめに遭っていた。
時を経て、彼はいじめる側に回り、リーダー格となる。自身のイライラした感情で放った矢がいじめられていた子に命中し、彼はそのまま放置されたことで死んでしまう。
きっかけはあった。
刑事に問い詰められた時。本当のことを言った。
しかし、彼らは親や弁護士に守られ、無罪を勝ち取ってしまう。
主人公の中の罪は消えていない。
ラストで、主人公の仲間が同じことを繰り返しているのを目の当たりにし、許されることが必ずしもその子のためになるとは限らないと感じた。いじめを経験した主人公だからこそ、贖罪の気持ちに駆られていたんだろう。

64 君はなぜ総理大臣になれないのか

ある国会議員を13年間追いかけたドキュメンタリー。
志だけあったとしても国会議員にはなれない。
選挙戦を賢く勝ち抜いたとして、党の中の地位を握ったとして、それは自分のやりたいことではない。
そんな、志だけでは叶えることすら出来ない政治の世界のモヤモヤを見せてくれる。
国会議員に向いてはいないであろう彼は、これからどのように志を貫いて行くのだろう。

65 君はなぜ総理大臣になれないのか②

1度目ではわからなかった所を確認するべく、再度観る。自分の中では解決。

66 タレンタイム

マレーシアという、多民族多宗教の国の映画。
通常は、民族ごと、宗教ごとに映画が作られるというこの国の、混沌とした民族の交わりとともに、甘酸っぱい高校生の恋愛や親子愛、家族愛の物語を見せてくれる。
タレンタイムとは、Tarent Timeのことで、要は芸に秀でたものの発表会である。
その中で、民族、宗教を超えた恋愛、友情が語られる。
思ったよりも深く刺さる映画。
音楽もとても良き。

67 ステップ

山田孝之主演の、妻に先立たれたシングルファーザーが子育てに奮闘する物語。
子どもと共に、階段を昇るように成長していく父親の姿を山田が好演。
子育てに寄り添い、協力する義理の父をこれまた國村隼が好演しており、最後は爺ちゃんの破壊力に涙腺が崩壊してしまった。

7月は9本。うち、二回目が1本。

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