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内定無いけど泣いていないよ~NNTがお送りする真似したくない就活(というより連戦連敗による愚痴日記)~

ご無沙汰しておりました。今夜は月が綺麗ですね。Gotoトラベルの東京発着も解禁され、中秋の名月が恍惚と輝く夜は肌寒さすら感じる季節に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、多くの企業が内定式を開催する10月1日になってもNNT(ない内定)のまま、月見バーガーを食べながらこの日を迎えてしまいました。いよいよ内定無いけど泣いていないよってブログ書かなきゃならん。

まぁ泣きそうですけどね、さすがに。NHKニュースで内定式の話題になった瞬間の我が家の空気の冷ややかなこと。泣きたい。ここまで内定を頂けないと、あぁ私は学生の9割ができることができないんだな、という悲壮感に苛まれる。新卒での就活なんてやり方の問題だと思う、学生時代にやってきたことやこれまでの人生の歩み方は当たり前にみんな似たり拠ったりなわけで、どう語るのかというノウハウの部分がほとんどなのでは?と思い始めたわけよ。

というかそれには大分前から気付いてはいた。ただ私は人に合わせるという作業がどうも不得手。求められている部分を語るには準備が必要で、準備が苦手な人はたぶん就活苦労するね。当たり前だけど。まじで就活って準備が9割なのかもしらん。あと馬鹿正直なところもダメ。嘘がつけないわけじゃないんだけど、かっこよく言えば私には嘘をつきたくない。理想主義的で空想家な性格の人は本当に要注意。

私がそうなんだけど、世の中をどうしたい、とか、将来どうありたい、とか、いつか成し遂げたい夢、とかが御社とずれているときのごまかし方身に着けて挑むべきだったよな。私はそれが皆無で面接中に微妙なズレを引きずって気まずい思いをした。し、案の定お祈り申し上げられた。

恐らく本当に行きたい御社ならそんなことにはならぬ。実際第一志望だったところはそういう空気もなく面接もそこそこ進んだから。企業研究をしっかりとして、御社でのビジョンをしっかり(具体的に)持っていればそういうことにはならないわ、当たり前に。

あとは、エージェントとかと話す機会を増やして気付いたけど、普遍性のある動機が確立されていると、業界や業種跨いでの就活もそこまで大変じゃないと思う。一貫性って言われるけど、それ以上に人生をどうしたいのか、みたいな壮大なテーマで、何故そう思ったのか、御社であればなぜ実現できるのか、って話が出来たら面接立て込んでいても乗り切れると思う。

などと偉そうに言っててもNNTなんだったわ私。NNTを励ます仕事とかないかな。寄り添えるよー、エージェントの人たちより全然私の方が寄り添えるよ。エージェント利用してみたけど、3団体使って仕事したいと思える企業は未だ紹介されていない。私の理想が高すぎるんか?死ぬほど釣り広告みたいに毎日メールが来るのに、メールに記載されている求人は一切紹介されないね。派遣バイトかよ。

この就職活動を乗り越えて今も会社勤めされてる全ての社会人を尊敬するし、そういう人たちは第一志望でなくても割り切れたんやな、と思う。私は未だに割り切れてないんだよね、毎日実は内定でしたっていうドッキリであることを期待しているし、眠る前は最終面接の日にタイムスリップしないかなって強く祈ってる。未練タラタラなまま他の御社受けて、それこそ通るわけがない。内定が欲しい人にとって一番大事なのは切り替えかもしれないね。

出版社に入って文章を届ける仕事がしたかったし、そうでなければ文章を書く仕事がしたいなっていまだに思う。こんなミジンコほどもない文才だけど。求人票を見る生活から、ライター募集記事を見る生活に代わってきてさえいる。ただ、わざわざ授業料の安い国公立と私学どちらの入学切符も持っていたのに、就職のケアも考えて私学に通わせてくれた両親に対しては、内定を取ることが私の義務であるという呪縛から逃れられない。

どっちに転ぶ覚悟もなく、卒論に没頭する時期も目前で、全部が宙ぶらりんな状態もそろそろ嫌気がさした。泣いていないけど泣きたいし、助けてほしい、って言いたくなる。助けるのは自分の手しかないんだけど。高校の時の英語の先生に教わった、「God helps those who help themselves(天は自ら助くる者を助く)」って言葉が痛いほど身に沁みる。

今の私には御社が神になるわけですけど、でも神より適当ってこともちゃんと知ってる。就活生と御社が全然対等でないの、この国の新卒一括採用の闇だと思ってるから。その恨みを払拭するためにも納得のいく進路を決められるといいな。

とにかく内定貰えない以上私の就活は続くので、どこかの誰かに内定辞退された御社、どうぞよろしく。

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