見出し画像

「(仕事)とりあえず3年は続けた方がいい」は本当なのか??

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
約3週間ぶりの投稿となってしまいました。汗
毎週投稿の目標を2か月足らずで破ってしまい、「ああ、自分っていつもそんな感じだな」と少し自己嫌悪。
でもそんな自分を31年もやっていると切り替えの早さも磨かれます。笑
そんな自分を受容してあげる。そんなことの繰り返しです。
ということで今日からまたぼちぼち投稿再開です~

久しぶりの投稿内容は、この時期によく聞く「(仕事)とりあえず3年は続けたほうがいい」という言葉に対する私の思うことです。
というのも新人の頃、私自身も言われきた言葉であり、「そうか3年は続けないといけないのか」と思って働いていました。
まあ、結局最初の職場も2年と少しで辞めるのですが(苦笑)
新人の方や続けることに悩んでる人達がいれば一つの見方として読んでもらえたら幸いです。

さて、私はこれまで4つの職場で働いてきました(アルバイトなどを入れると十数カ所の職場で働いてきたかな)。実質3年働いた職場は前職しかありません(前職も細かく言うと2年11か月です(笑))。なので3年を超えた先の景色を見たことがないという現状があります。

そんな私ですが、今回は「なぜとりあえず3年なのか?」ということと「3年後何が待っているのか?」の二つについて考えたことを書きたいと思います。

まず、なぜ3年なのかという疑問。
こんなコラムがあり読んでみました。

ここでは、とりあえず3年と言われている理由が3つ提示されていました。

① 3年働けば仕事の楽しさが分かるため
② 3年以内に辞めると転職するときに不利と考えられていたため
③ 会社側の都合のため

では、上記の3つの理由が私の場合当てはまったのか考えてみました。


私は新人2年目の頃仕事に没頭していました。
残業、休日出勤している自分が好きですらありました(今考えるとあまりいい働き方ではなかったかな)。楽しさややりがいもありましたし、3年目も同じ職場で仕事を続けることを望んでいましたが、別の部署へ異動することになりました。
元々、異動が当たり前の法人だったということもあり異動自体は珍しいことではありませんでした。ですが、その時の私はこれまでの仕事ぶりが評価されていないと感じかなりショックを受けました。

異動する前から上司に直談判したりもしていました(異動するなら辞める!と駄々をこねたり…笑)。今考えるとなんて無謀で自分勝手なことをと思います(苦笑)でもそれだけ3年目もここでやりたいという気持ちが強かったんです!ちなみに今でも元上司に会いに顔出したりします(関係は良好)。

ですがそんな新人の希望が通るはずもなく泣く泣く別部署へ異動し、1か月働いてみてという気持ちで仕事をこなしました。たぶんそんな気持ちだったからなのか、ミスが目立つようになりそんな自分が嫌になってきました。

異動2か月目、前部署の上司へ退職したいと告げました。すると上司は「1年は頑張れ、転職もそんなに甘くない」と。そして次の日には人事部の担当者が来て個人面談。そこでも「1年頑張れば来年は異動できるよう調整する」と。その時、組織に対する信用はほとんどなく辞めることは自分の中で決めていました。そして、結局2か月目の終わりに最初の職場は退職しました。

その後、転職した先で社会人3年目を迎えましたが貴重な経験を積むことができ、今でもつながりのある人たちと出会えました。あの時辞める選択をとったことへの後悔はありませんが、これはあくまでも結果論の話になってしまいます。

私の場合、タイミングよく転職もでき転職先でもソーシャルワーカーという仕事に没頭しました。なので同じ職場で3年続けないと楽しさが分からない、転職が難しいという理由は当てはまりませんでした
また、私の場合は転職といっても職種としては変わらなかったことが大きかったのかなとも思います。別業種に転職だとまた違った結果になっていたかもしれません。

それと同時に、雇用する側が退職を留める理由は分かります(当時はなぜ辞めさせてくれないのかと疑心暗鬼になっていましたが...)。育てた人材を簡単に手放せない、人手不足、管理職としての立場など様々な理由があることも理解できます。とりあえず3年という言葉が使われだした起源は分かりませんが何となく雇用側が使いだした言葉なのかなと感じます。

では「3年後何が待っているのか?」ということについてですが、何が待っているかは結局自分次第ということになると思います。自己責任論みたいな言い方に聞こえるかもしれませんが、誰かに3年は続けたほうがいいと言われてそれだけを理由に続けたとしてもその先に得られるものの価値はあまり大きなものではないと感じます。逆に1年、2年という単年であっても目標やビジョンがあれば意味のある時間になると思います。

当時の私にとって3年目を不本意な状況で過ごすということは何よりも不快で無意味なことに感じていました。もちろん選択には責任が伴います。私にとってはベストな選択でも誰かの負担になることもあり、実際人事異動後2か月で退職するという非常識な行動は今の私なら取らないと思います。あの時、ご迷惑をおかけした皆さんごめんなさい。

結論
私にとっての「とりあえず3年」という言葉は、「なんだか聞き心地の悪い言葉だけど3年は一つのハードル」といった感じです。
3年続けたから必ず何かが得られる保証はないけれど、その先の5年10年と道は続くのでそのために乗り越えるべく一つの指標ではあるかなと思います。
望んで3年続けられるなら良いことだし、続ける意味がないと思うのであれば辞めたっていい。
3年という枠に縛られ過ぎず、誰かに提示された時間ではなく自分が必要だと思う時間を過ごせることが未来の自分にとって望ましいことだと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
久しぶりの投稿でしたが少し長くなってしまいました。汗
明日は企画「ソーシャルワーカーにアレコレ聞いてみた」の3人目のインタビュー予定です。近々記事にできると思いますのでそちらもぜひ読んでいただけると嬉しいです!



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?