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二級市民

先週ドイツの政治系のポッドキャストを聴いていたら何の解説もなく出てきた言葉でした。初めて知りました。

1990年に東西ドイツが統一して30年以上経った今もなお、旧東ドイツ側に居た人たちは57%が自分たちを二級市民と感じていると。社会主義から資本主義へ。未だにある旧東西都市の経済格差、国名は西ドイツのものを踏襲。統合されたという意識があるということなのでしょうか。

また、二級市民意識について、ちょっと変わった考え方をする人もいるようです。第二次世界大戦後にドイツに来た難民と違ってこんにちのドイツは移民や難民は文化に馴染まないままなため、今では難民や移民よりも(私たち)ドイツで生まれた人そのものが今では二級市民になってしまった、という主張をしているYoutubeを見ました。

https://youtu.be/PoJG6AF0Mv4?si=4CqauYa_Lhlo0n4
一応URL載せておきます。

ちょっと宗教とか文化が違う人たちに対して同化を求めているような意見かとも思えたのですが、ドイツ人である自分たちを二級だと思うのなら、何かしたら危機というものを感じているのかな、とは思いました。

また、このYoutubeの方は現代の人の「勤勉さ(が足りないという方向)」についても繰り返し述べていたので、難民ということで手厚すぎるくらいのお金を国もらっているごく一部の輩どもが悠々自適に遊んで暮らしてる姿とかを街で見て(そういう人だけが街に繰り出すため、目につくのは確かです、私もベルリンに住んでいた時に目にしましたので…)、「自分たちが作ってきたドイツなのに搾取されている」と感じたのかもなぁとも予想しました。

二級市民の定義と概要を説明しているどこかのホームページには、

子ども、女性、LGBT、外国人、先住民

なども例として挙げられていました。

日本だと上記は確かに当てはまりそうです。
あと、京都に3世代以上住んでいる人、住んでいない人?の区別とか?笑

互いに尊重し合える社会が理想的です。
少なくとも既得権益みたいなものはなくてもいいかな。

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