見出し画像

i-Constructionとドローンについて

こんにちは!株式会社協和産業 ”PR DRONE SHOW”スタッフの田添です!!noteは毎日更新でお送りしています!!
弊社のドローンショーでは、企業様のイベントや広報、個人様のプライベートドローンショーを企画から、デザイン・当日の運営実施までをトータルサポートいたします。是非公式HPや各種SNSよりお問い合わせください!!


i-Constructionについて

ニュースやインターネットで『i-construction』という言葉を聞かれた方も多いと思います。


i-constructionとは、国土交通省が進めている20個の生産性革命プロジェクトの1つです。生産性革命プロジェクトとは2016年から始まったプロジェクトで、持続的な経済成長に繋げるためのものです。
その中でもi-Constructionは『建設業界向け』のプロジェクトで、コンピュータやネットワークなどのICT技術を建設現場においてあらゆるプロセス、例えば施工、検査・測量などに取り入れることです。これにより、生産性の向上や経営環境の改善を目指します。

i-constructionの目的

i-constructionの目的は、「建設現場における生産性向上」と「労働環境の改善」です。建設業界では、作業現場が常に異なることや複雑な分業制などで、生産性向上のための施策を打ちにくいという課題がありました。
そこでi-constructionでICT技術を導入し生産性向上や経営環境の改善をすることを大きな目的としています。
この労働環境の改善によって、3K(きつい・汚い・危険)というイメージを刷新し、魅力のある建設現場を作ること、建設業界の高齢化を防ぎ、若い労働力を集めることも目的の1つです。
2014年の段階で、建設現場では2025年までに50歳以上の労働者の内110万人が離職すること、29歳以上の労働者が全体の10%以下と低くなっていくことが指摘されました。また、建設現場の人口がピークだった1997年よりも、29歳以下の労働者は1万人以上減少し、対して55歳以上は3万人増加と、高齢化も深刻化しています。

再生と進化に向けて/一般社団法人日本建設業連合会

参考

i-Constructionの3つの柱

i-Constructionには3つの柱があります。

出典:i-Construction~建設現場の生産性革命~参考資料/国土交通省

施工時期の標準化

i-consyructionでは、施工時期の標準化も重要です。建設現場では年度末に工期が集中してしまい、年度明けには工事量が少なくなるなど、施工時期の偏りが激しいという問題があります。早期発注やゼロ債務負担行為の活用などをすることで、発注者の計画性向上、労働者の収入や休暇の安定などにつながります。

企画の標準化

プロセス全体の効率化および生産性向上を目指すために、規格の標準化を行うことも重要となります。建設現場において発注から加工、組み立て、維持管理など様々な過程がありますが、控除情報を共有して効率化を図る必要があります。例えば、各部材のサイズの標準化、コンクリート工の工法標準化、鉄筋のプレハブ化を行うなどが挙げられます。

ICT技術の全面的な活用

ここでドローンが活用されます。
建設現場では、測量や調査、設計や施工、検査など様々な作業があります。これらのプロセスにICT技術を導入し、全面的な活用を行うICT土木の実施はi-Construtionにおいて最も注力されている柱の1つです。
具体的には、ドローンを活用した3次元測量、3次元データを活用した設計図作成や施工量の算出、現場で使用する什器の自動化などが挙げられます。

総合政策:生産性革命プロジェクト - 国土交通省

参考

建設現場のドローン活用例

この映像は株式会社コマツが行っているスマートコンストラクションの実例映像です。

ドローンで測量を行い、現況3Dデータを取得し、それを事前に作成しておいた設計図面3Dデータと統合させます。
それだけだと現場でデータとして見れるだけだと思いますよね??

なんと運転席から現状のデータと照らし合わせて見えるんです!
後どれだけ進むか、何度傾けるか、今どのくらいの土を掘ったのか、今何kgの土を掬ったのかすべて見ることが出来ます。
各種建機から送られたデータが1つとなり、現場の進捗確認・管理を行うことで全体の工期を把握することが出来ます!!

まとめ

ドローンショーのみならず、様々な活用方法があるドローンです。航空法の見直しやドローンを用いた実証実験が全国各地で進められています。
現在は一部の方が趣味や業務にて活用しているドローンですが、今後我々の生活の1部を担うようになる将来も見えてきます。
まだまだ法の改正やドローンの積載可能重量やバッテリーでの飛行時間の問題、気象の問題などありますが、そう遠い未来でも無いかもしれません!

おわりに

株式会社協和産業”PR DRONE SHOW”では、『ドローンショーを身近な存在に』をテーマに、ドローンショーの展開を進めています。
ドローンショーを見た方の『笑顔・感動』を大前提に、新たな演出方法としてドローンショーを取り入れてみませんか?
・この場所でドローンショーはできるの?
・どんなドローンショーができるの?
・こういうデザインは何台必要?
などお気軽にお問合せください!!

この記事が参加している募集

スキしてみて

カメラのたのしみ方

ありがとうございます❣今後よろしくお願いいたします。☆