見出し画像

ドローン×寒さ

こんにちは!株式会社協和産業 ”PR DRONE SHOW”スタッフの田添です!!noteは毎日更新でお送りしています!!
弊社のドローンショーでは、企業様のイベントや広報、個人様のプライベートドローンショーを企画から、デザイン・当日の運営実施までをトータルサポートいたします。是非公式HPや各種SNSよりお問い合わせください!!


ドローンは寒さに弱い?

冬の撮影は普段の景色とは違い、雪やウィンタースポーツの空撮で大活躍のドローンですが、実はドローンの飛行を行うにあたってドローンには”弱点”があります。

それはドローン飛行に使用しているバッテリーが『寒さに弱い』のです!
大抵のドローンは『リポバッテリー』を積んで動力を得ていますが、寒いと電圧が下がり、容量も減ってしまう影響で消耗が早くなるなど様々な支障が生じてしまいます。
外気温によってバッテリーの能力が低下して本来の性能が発揮できなくなってしまうのです。

どのようなことが起こるか

具体的な影響としては、

  • システム制御が出来ない

  • 飛行時間が極端に短くなる

  • 急に墜落する

等が挙げられます。どれも空撮や飛行計画には影響を与える事象ばかりですね。

例えばPhantom4Proのスペック表を確認すると・・・

動作環境温度 0~40℃

DJI Phantom4Pro V2.0より引用

と記載されています。仕様上は氷点下での飛行は推奨されていないということになります。

対策方法

飛行アプリケーション内でバッテリーのステータスを確認することができます。

バッテリーの性能を発揮させるためには、バッテリー本体の温度を20℃以上に保つ必要があります。

バッテリーを人肌で温めておく。

一番簡単な方法です。
アウターの中のポケット等にバッテリーを入れて温めておきます。
他にもバッテリーをタオル等で包み、外気に触れないようにするなども適切です。
一番よくみるのがカイロで直接温める人なのですが、カイロで直接温めてしまうと、バッテリーの劣化が進み寿命を短くしてしまいます。
バッテリーを労わるのなら、じっくりと温めるのが最適です。

離陸直後に少しだけホバリングをする

離陸直後に目線の高さほどでホバリングをしましょう。
バッテリーを使用することで、温度や電圧を安定させます。
一気に高度を上げてしまうと、ドローンやバッテリーに不具合があった際に大きな事故に繋がります。
外気温に慣れさせるという目的もありますが、しっかりと目線の高さで動作確認を行ってください。

飛行直後にフルスロットルはしない

バッテリーが外気に慣れていない状態で、離陸してすぐに全速力のスピードをだしてしまうと電圧不足で墜落する恐れがあります。
車やバイクなどと同じように、目線の高さでしばらく飛行した後に安全に飛行するようにしてください。

まとめ

どれだけ対策をしていても、機械なので何が起こるかわかりません。
冬場の飛行計画は余裕を持った飛行計画を立てることで、安全な飛行に繋がります。
余裕を持った飛行計画を立てて、素敵な空撮を行ってください!!

おわりに

株式会社協和産業”PR DRONE SHOW”では、『ドローンショーを身近な存在に』をテーマに、ドローンショーの展開を進めています。
ドローンショーを見た方の『笑顔・感動』を大前提に、新たな演出方法としてドローンショーを取り入れてみませんか?
・この場所でドローンショーはできるの?
・どんなドローンショーができるの?
・こういうデザインは何台必要?
などお気軽にお問合せください!!


この記事が参加している募集

スキしてみて

カメラのたのしみ方

ありがとうございます❣今後よろしくお願いいたします。☆