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数学者は計算ができない?!

今回は、数学についてお話ししていきたいと思います。


数学は私たちが、中学生の頃に勉強しました。


何のために数学を勉強していたのでしょうか。


この辺りを、数学者について考えながら深めていきたいと考えています。


この記事を読む前提として、これは僕が持った疑問の種を、僕が自分なりに考えてみるというだけのものです。


僕は正解はどうであれ、「自分で考える」ことが大事だと思っています。

その過程をnoteに記そうというだけなので、決してたいそうなものでもないし、


あなたが「いや、それは違う」と思っていただくことは大いに結構です。


その点だけ注意してお読みください。

数学者は計算ができない?!


皆さんは、数学者をどのような人たちだと思いますか?


もちろん、数学者の中にもいろいろな人がいます。


しかし、こんな話があります。

数学者同士で飲み会に行ったりすると、
帰り際のお勘定の際、誰も割り勘ができない


「まじで?」と僕は思いました。


けれど、これは数学者あるあるらしいです。


なぜ、数学者なのに計算ができないのでしょうか?


これは、僕たちのイメージする数学者が違うからなんです。

数学者とは


では、数学者とは何をする人たちなのでしょうか。


僕は、「まだ解決されていない数学的な問題を解く人」


だと思います。


「え?そうじゃないの」と思う方もいると思います。


しかし、問題を解くプロセスを知ると数学者が計算ができない(しない)理由がわかると思います。


有名な数学者である千葉逸人さんがおっしゃていたことを共有したいと思います。


千葉さんは、約40年間未解決だった問題を解いた「天才」と言われる先生です。


そんな千葉さんがおっしゃっていたのが、

まず、問題を解くときにどういう道筋で解こうかと考える。山登りのように、どのルートで行こうか考え、これだというものが見つかる瞬間が一番楽しい。


つまり、どうすれば解けるのか、これを考えるのが数学者として楽しいおっしゃっていました。


なので、方針が決まるとあとは作業である考えるそうです。


もう一つ、千葉先生がおっしゃていた話に面白いなと思ったことがあるのですが、


千葉先生はセンター試験の問題を、一日くれれば全部とける
とおっしゃていました。


実際、数学のセンター試験は60分です。


これが意味するのは、千葉先生は、公式を覚えていないらしいので公式を作るところから始めるため、時間がかかるそうです。


いかに数学者が公式とかより、ロジカルな考えをしているかがわかりますよね。

数学教育の意味


僕は数学を勉強する意味はここにあると思います。


数学は、人間が定義したものを用いて、論理的に展開していく学問だと思います。


つまり、

これがわかれば解けそうだ

ならこれがわかれば良い

これがわかるには、これがわからないといけない


というふうに論理的に考える


これ自体が数学を勉強する意味だと僕は思います。


もちろん、好奇心、探究心が理由な人もいます。

義務教育で勉強するレベルの数学は、答えがあるので、


自分が間違えていれば、どこで間違えたかがはっきりとわかります。


しかも論理的に


数学をもう一度学んでみようと思う方は、ぜひロジカルに考えているという意識を持って、勉強してみてください!


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