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競うことなんて、自分で頑張ってできることで勝手に競うから安心してねって話。

大学の卒業課題が
最優秀賞になれなかったこと。

絵で賞に入れなければやっぱり
悔しがるんだよ。

でも、苦手なことで
競ってもかなわないってことが
わかってるなら、
わざわざそこで
競わせることもなく。

ちゃんと自分で頑張って
できることで勝手に競うもんだね。

頑張ってもどうにもならないことで
競わせてもしんどいだけだ。

というか、そんなしんどさですら
その子に任せればいいんだよ。

その子が感じている「今」の全てを
もっともっと信頼してあげてほしい。

できない悔しさ、も
できない哀しさ、も
どうしたらできるかな、も
どうしてこんな自分で
生まれたのか、も。

その子が生み出している
「今」という時間を。

それがその子がその先を
自分で掴んでいく術となる。

ちゃんと自分で獲得した
大事なスキルになるんだよ。

美沙を見ていて
それは確信している。

そして子どもだった私だって
そうだった。

私は私の力で
誰かに認められたい、
そう強く思う子どもだった。

だから競うことって
私自身は好んで
選んでいたかも。
結果は伴わなかったけど。
それでも競っていたなぁ。

だから美沙に対して
こんな思いも感じていたし笑



でもそれは
私が私として生きていく
強烈な原動力、
だったりした。

そこまでわかると
私自身が
私に対しての
これまでの
絶大な信頼感を
手にすることができた。

私、すごかったのよ。
・・・ええ、自己肯定感
MAXですわよ笑

ってことを
子育てから知ったのです。
2人の娘たちから
教えてもらったのです。

・・・というより。
美沙の絵を
いいねいいねと
褒めているうちに、
私自身の腕も
いいんじゃない?ってことに
気づいたら
競うことすら
どうでもいいほどに
自分の好きを突き詰めて
「赤ちゃんの肌着」
なんで作ってみたりしてる。

時にはこんなものも
作ってみたりして

大人買い
ならぬ
大人作り
してみましたぁ。
これめっちゃ可愛くて癒されたー笑笑


だからこそ。
競う勢いも
大事にしたらいいし、
競うことで
モチベーションが上がるなら
それはどんどん
利用させたら
いいんじゃないかな。

そこにいい悪いなんて
ないのだから。

あるとしたら
それは目の前の
子どものものじゃなく
それを見ている
私のもの、だったな。

「今」を生きてる
子どものものではなく
「いつかの経験・体感」という
「過去」に生きてる
私のもの、
だったりするよねぇ。

子どもの経験は
そうやって
親がどうにも取り出せなかった
強烈な思いを
ストレートに
表現しているのを
否応なしに
なんなら首根っこ掴まれて
見なさいよっ!
って見させてくれてるってこと、
だからね。

だから
それを見ていて
無性に苦しくなるんだよ。
そしてそれは
結果よりも、
その過程で、
だったりしたなぁ。

だから
そんな痛みは
目の前の子どもに任せて
私は私の人生を
ようやく
生き始めることができた。

だから全ては
その子に任せたらいいの。

子どもを育てる。
そりゃほんとに
ただかわいいだけだった時間から
あーでもないこーでもないと
悩む時間に変わるまでには
時間はかからないかも
しれないけど。

ほんとはめっちゃ豊かな
時間だったりするのよ。

こんなにも自分の心を
揺さぶる出来事なんて
これまでにおける
私の人生において
なかったのよね。

豊かさは
見えるものではなく
見えないものにこそある。

だから、
大丈夫なんだよ。

見えてる世界で
ジタバタしながら
ちゃんと
見えていない世界も
存在しているからね。

安心して
ジタバタしたらいいよー。

すっかりやり切ったなぁと
心の芯から思う
おばちゃんは
それを見ながら
ニコニコ笑いながら
いいじゃんいいじゃん、
それでいいよーって
いつでも言ってるわよ。

たとえどんなに
誰かがその感情って
どうなのと言うとしても。

受け止められない悔しさ、も
受け止めきれない哀しさ、も
どうしたら受け止められるかな、も
どうしてこの子の親なのに
受け止めてあげられないのかな、も。

あなたが生み出している
「今」という時間を。

私はただただ、
それでいいと言い続けるよ。

お母さんだからって
抱えちゃいけない感情なんて
ないじゃない。

お母さんである前に、
1人の「わたし」
なのだから。

それが愛からくるものならば
私がその愛を
全力で肯定するよ。

時にはそんなお母さんの葛藤に
ふと涙を流すこともある。

ほんとにそれは尊くて
それを感じさせていただく私は
とても幸せになるのだ。

歳なんて関係なく
「今」と言う時間を
一緒にお母さんやってること。

そんな幸せな巡り合わせに
感謝するのです。

今日もここまでお付き合いくださり
本当にありがとうございました。

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