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のび太くんはあのメガネ越しになにをみているのかな。

のび太くんって、
ほんとにダメな
男の子なのかな。

勉強ができなくて。
ママにも先生にも怒られて。
よく立たされるし。
ぼーっとしてるし。
運動もできないし。

ジャイアンやスネ夫にも、
いつもいじめられるし。

すぐ昼寝しちゃうし。
忘れ物もよくしてるし。

・・・でも、ドラえもんっていう、
すごい味方がいて。

ドラえもんにちょっと何かを
お願いすることが、
めちゃくちゃ得意で。

そして思い通りの道具を
出してもらって。

でも結局、
やっぱりな!って
結果になるし。

でもね。でも。

あやとりが
めちゃくちゃ得意。
射的の腕も、
ほんとにピカイチ。

・・・やっぱり画面にはふと
こんなことができてもね、
って空気が出てくるけど。

ほんとにそうかな?

のび太くんが、
勉強の答えを
求められることに
重きをおく世界、
ではなく、
あやとりの答えを
求められることに
重きをおく世界、
だったら
また違った物語が、
そこにはあったんだろうな。

だからこそ、
のび太くんが、
あんな風に
あやとりができるのなら、
きっとあやとりだけじゃない、
もっと素晴らしい
素敵な世界が
あるんじゃないかな、
なんて思うのよね。

建築関係とかさ。

もしかしたら、
デザイン関係とか。

なんかすごいもの
生み出すような
気がするのよね。

あのあやとりが
できるからこそ。

そんな、
もっと別の可能性も
あったりするんじゃない?
なーんて思うと、
ほんとバリバリの
おばちゃんな私だけどね、
なんだかワクワクして
来ちゃうのよね。

いや、それより何より
あのドラえもんへの
交渉術こそ
なにか繋げそうな
気もするのだけど笑

これこそ
のび太くんにしかない
才能のような気がする。


ま、のび太くんは、
あの世界での
のび太くんだからこそ、
あの優しさを
持っているからこそ、
あんなステキなお話が
たくさん紡ぎ出されて
いるんだけどね。

そして、
みんな
この世界だからこそ、
そんなそれぞれの
唯一無二の物語を
紡いでいるのよね。

だから、
諦めななくていいよ。

お前のび太だな、
なんてあだ名を
つけられてもさ、
その先の世界は
もしかすると
キラキラ輝いている
かもしれないよ。

そんなあだ名で
呼ぶヤツのことを、
ニコニコ笑って
よしっ!みてろよっ!
て言いながら、
キミはキミの
そんな物語を
紡げばいいんだよ。

世界に一つしかない
そんなステキで
大事な物語を
紡いでいったらいいんだよ。

いつかそんな物語を
おばちゃんに
聞かせてね。

おばちゃん、
ニコニコしながら
へー
うわぁ!
それからそれから?
って
ワクワクしながら
聞いちゃうよ。

今日もここまでお付き合いくださり
本当にありがとうございました。




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