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子どものいうことなんてさぁという大人に伝えたいこと。


山積みにされていた
まだ整理してない
夥しい写真の中に
ふとこんな絵本が混じっていた。

カネが鳴って
数学の事業が
初めの3分プリント
みんなはできていた
私はまったくできない



「かなわね」が生まれるうーんと前。

ねぇ?
これいつ描いたの?

え?
小6だよ?

まじかーーーー。
な、衝撃の事実。

教室で感じていた
そんなリアルな思いは
まだまだ子どもと言える
そんな時間に感じていたものだった。

ふふ。
これもウチでは
いいネタでっせ笑

美沙が見ていた世界にも
そこにはちゃんと理由がある。

それをどこまで掘り下げられるか。

大人がそこを見ることは、
その子をきちんと
その人としてみることに
他ならない。

見た目は子ども。

でも、
自分を生きる
1人の人間であることには
変わらないのだから。

どうか大人よ、
目の前の困っているその子にも
きちんと敬意を
払ってほしいなぁと
願う。

…なーんて、
あの当時の私は
そんなところまで見てなかったけど
よくぞここまで育ちました笑

この子は訳の
わからないことを言う。

みんなと同じことができない
わからないからって
その言動を蔑ろにしていると
とても大事なものを
見失ってしまうことになる。

忙しいから
この子だけじゃないから

うん。
そこはとてもわかる。

私だってそうやって
流してきたことも
たくさんあるからね。

それでも。

こんな大事な価値のあるものに
気づけたのは
子育て・己育てに他ならず。

それだけ価値のあること
やってたんだなぁって
思えば思うほど
私は嬉しくなっちゃうのよね。
(これおばさん構文というらしい笑)

わけのわからない世界を
わけがわからないからって
片付けてしまうのは
もったいないのよね。

美沙が描く絵もそう。

これがこうなってね。
ここからはこうなって。
これがそうなるからこうなる。

ほんと、なんなんだ?それ笑笑

こうなるんだよ

美沙の絵ってね。
子どもがあーでね、
こーでねって言いながら
描いている絵を
ガチに表現するとこうなります。

なんだよね笑

って視点で見てみると
おもしろかったりする。

どうか目の前の子どもが
見ている世界を
とことん味わってみてほしい。

そこにはきっと
あなたが探していた
大事なものがあったりするよ。

それが見つかった時の幸せ。
それはなんとも言えない
至極のご褒美だったりするよ。

年相応の子とは違う
幼い口調で話す我が子。
幼いものを手にする我が子。
この子大きくなれるのかなって
本気で心配していた私よ。

安心して。

23歳になった今も
美沙は変わらないよ。
変わらないどころか
そこ、突き詰めてるからね。

一生懸命なんとかしたい、
どうしたらみんなと一緒に
なるかなって
一生懸命考えていたけど
そこはどんなに何をやっても
変わらないよ。

美沙自身が持って生まれた
美沙という大事な核を
成している部分だからね。

それ以上に
ちゃんと自分が見てる世界を
ちゃんと自分で闘いながら
自分の世界を切り開く
そんな逞しさを備えてるよ。

それが美沙にとっての
成長であって
私の思う成長では
なかったってことだ。

うふふ。
あの当時の私、
グッジョブよー笑笑

そうじゃなかったら
ここに辿り着けなかったしね。

ってほどに
今、みんな、それだけのもの
みーてーるーんーだーよー。

ってわけで、
最近の美沙は
こんな感じです。

市で表彰されました。

いやぁほんと。
あんたすげーや。

ホテルの壁画は
だいぶ終わりが見えてきました。

ささやかな今日という日を
心を込めて。

今日という日の積み重ねが
私という証であり
その先を創っていく。

ああ幸せね。

今日もここまでお付き合いくださり
本当にありがとうございます。

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