見出し画像

どこでなにをしても、わたしはわたしをがんばる。

新年度が始まり仕事が変わった。異動=転職のような仕事をしているので、相手にする人も分野も新しい。出先機関から本社にうつったのもあって、なんだか空気もちがう。

環境がまあまあ変わって思うのは、「そうは言ってもわたしが大事にしたいことって変わらないな」ということ。

めちゃくちゃ大きくいうと仕事なんてすべてサービス業で、その先には人がいる。その先の人たちに対してできることを考える作業が、わたしは思ったより好きなんだなあ、ということに気づいてきた今日この頃。


お客さんの「分からない」に向き合って、一緒に状況と情報を整理をする。
「分からない」の範囲と深度を共有する。
「分かる」の範囲と深度も共有する。
自分で説明のできない決裁はつくらない。
誰がみても理解できる書類を作る。
一緒に仕事をする人に、ありがとうとごめんなさいは小さなことでもちゃんと言う。
一緒に仕事をする人に、分からないことは分からないってちゃんと言う・聞く。

仕事の内容はまだまだ分からないことだらけだけど、仕事をする上での基本姿勢は変わらないというか、今まで大事にしてきたこと、これまでの仕事で大事さに気づいたこと、それは次の仕事でもちゃんと生きるんだなあ、ということに気づけたのは結構うれしかったりする。

特に今の私は「分からない」状態で仕事をしているからこそ、どこが分かりにくいかということに気づく能力は多分今の同僚たちの誰よりも優れている(笑)今の強みだからちゃんと残す。


どこにいっても、気があう人、あわない人、苦手な人、とっつきづらいけど密かに尊敬してる人、いろんな人がいる。

その中で自分らしく仕事をするには、自分が自分の仕事をよく知ること。よく知って、それがなにを意味していて、それに対して自分はどう思うかということを感知しないと始まらない気がする。

知らないとしても「え〜なんかちがう〜」「その考えモヤモヤするな〜」と思ったら、そっとその自分の気持ちを大事にする。周りを見ながら少しずつ、ひっそりと、自分の土台は固めていく。

気が合わない人には、そっと、気づかれない程度に心のバリアでもはっておくといい。

そのかわり、この人すきだなあ、こういう仕事したいなあ、という人のことをひっそりと大事にしていればいい。


はじめての異動ではあるけれど、前の職場で学んだことはたくさんあった。結局のところ、自分の仕事に対しては自分で考えて、決めて、諦めるところは諦めて、そのうえで世界と擦り合わせて進めていくしかないんだろう。

昨日、久しぶり(?)に前の職場に引継に行って上司と話したら、相変わらず話が通じなさすぎて開始5分で意気消沈した。合う合わないってあるよね。人と働くって大変だね。だけど私は、私の目指す私をがんばり続けるよ。その中でしか出会えなかった大切な人もいるしね。

根っこさえぶれなければ、たぶんなんとかなるでしょう。まだ火曜日。ゆっくりお風呂に浸かりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?