スマホと自律神経|2020.12.15

結婚という大ライフイベントがひと段落し、夫も私も見事に体調を崩しました。

「まあ、そもそも結婚って軽く躁じゃないとできなくない?(笑)誰でも軽く躁でしょ、結婚するときなんて(笑)」と夫の主治医に言われました。一理ある。

というか、結婚って一般的にかなりストレス負荷のあるライフイベントなことを知った(参照:ライフイベント法とストレス度測定)。私だけが拗らせて苦しいのかと思い悩んだりしたからなんかホッとしました。


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全身のしびれ、胸の痛み、動悸、頭痛、嘔吐、目眩など、自律神経がフルスロットルで失調し、精神科では心因性と言われつつも、身体が耐えきれず内科に行きました。甲状腺も含めて血液検査をしてもらうことになって結果を待っています。

「自律神経に関係するところが多いけど、スマホ見る時間とか意識してる?してないの?してないなんてことある?自律神経とブルーライト、今めちゃくちゃホットな話題だよ。」

身体症状を訴える私に、内科の先生は怒涛の勢いでブルーライトをカットするように勧めてきました。ホットなのか。知らなかった。


そういうわけで、スマホのスクリーンタイムを意識して、できるだけスマホを見ないで過ごす時間を作るようにしています。

見ない、と決めると結構ヒマで、今まで手持ち無沙汰にどれだけスマホを触っていたかを思い知る。

ヒマなもので、ただ、テレビというのも耐えられなくて。私の状態やキャパに関係なく無尽蔵に飛び込んでくる情報に急にウワッと心臓がバクバクすることもある。

でも考えてみたらスマホも同じようなもので、検索ありきではあるけれど、タイムラインに流れるものや、サーフィンの結果流れ着いた初動とはかけ離れたサイトなど、自覚していたよりもたくさんの情報量に頭が溺れていた気がする。


スマホもテレビも見ないのは手持ち無沙汰ではあったけど、なんというか、頭が息継ぎをする余白が生まれた気がします。

情報に溺れて酸欠になっていたのかも。


最近はスマホを触るかわりに本を読んでいます。本ならウワッて時にはすぐに読み飛ばせるし、それはスマホも同じはずなんだけど、多分、スマホよりも、どんどん情報が溢れて溺れてしまう危険が少ない。

本なら書いてあることがある程度まとまっているし、大抵著者ひとりの考えだから、そこにじっくり浸かるような感じ。

スマホの情報は津波みたいにうわーっとくるときがある。

これを書いたら、またスマホを置いて、頭の息継ぎをしたいと思います。

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