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オニオン・スープ 1969年6月13日

初投稿です。下調べがかなり大変なので、基本的にスローペースで行います。
まずはどんな料理なのか、本文を引用します。

新玉ネギをたっぷり使った実だくさんのスープ。

はい。これではさっぱり訳が分からないので、作っていくうちにどれだけ「たっぷり」だったのかを見ていこうと思います。

【材料=4人分】
新玉ネギ 3個
トリひき肉 100グラム
固形スープのもと 2個
バター 大さじ3さじ

「固形スープのもと」はコンソメキューブと同じものとします。コンソメキューブ1個が5.3gなので、コンソメ顆粒を約10g用意します。
参考「調味料の目安量」https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/basic/chomiryo_bunryou/

【作り方】
①玉ネギは半分に切り、小口から薄切りにする

新玉ネギがでかいせいか、かなりの量に...

②深ナベにバター大さじ3杯をとかし、玉ネギ、トリ肉の順に加えていため、固形スープのもとをくだいて入れる。

バターは小分けしたタイプしか手元に無かったので、「バター大さじ3杯」=約36g≒4個(1個8g×4=32g)として、4個入れます。

ああ、やっぱりあふれた...

これに水カップ7杯を加え、煮立ったら、やや弱火にし、玉ネギがベッコウ色にすき通るまで煮る。

1カップ=200ccなので、1400cc入れる計算になりますが。。。
新玉ネギが多すぎるので、水は1回1回、分けて入れます。

とりあえず、トリひき肉とコンソメを入れ、しばらく煮込みます。

この間、浮き上がるアクはきれいにすくいとり、塩、コショウ、化学調味料で味を仕上げる

とりあえず、「化学調味料」は「うま味調味料」としますね。
参考「まだ信じてる??「化学調味料 無添加」のウソ・ホント??」https://www.umamikyo.gr.jp/ideas/

これが3回目に水を入れたときのナベ。

そして7回目に水を入れたときのナベ。新玉ネギが柔らかくなってます。

③器に盛り、さらしパセリを散らす。一人分25円。

はい、完成です。最初は白っぽい色をしてましたが、しばらく置くと...

はい、あめ色のスープになりました。ちなみに1969年当時は「1円=約3.6円」なので、今の感覚で言えば「25円=90円※」…安い…。
これだけの量があれば、1人あたり約90円も納得できます。(このスープを全部食べ切るまで、3日かかりました…)
味の方は、、、玉ネギがうまい具合に柔らかく、まろやかな味でした。
普通にレストランで出てきそうなスープが50年前に新聞で紹介されていたとは...

※1969年の円換算は101.7(平成30年度の消費者物価指数)÷27.9(昭和44年の消費者物価指数)で計算しました。

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