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そのまま伝えても伝わらない ~図解の魅力~

子ども達関連のプリント。
学校から、習い事先から。たくさんやってくる。

ひと通り目を通さないといけない。親ですから。
子どものものはとにもかくにも目を通す。それが親心というもの。

〇今日のtopicはコレ
小3息子がスイミングを習っていて、そこでもらってきたプリントの「伝え方」が秀逸!と思ったので勝手にご紹介しつつ、もっとこうしたらいいかも。をご紹介します。



14級から始めて、今は2級。その先は1級(選手育成コース)→選手コースとつながっている。地元では有名スクールで、ジュニアオリンピックにだれだれが!なんていう垂れ幕をいつも掲げているところ。


2級までくると4泳法といわれる、クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎはマスター。今はタイムをいかに縮めるかにトライしているところ。

1級へ進級できるのは、タイムの速さもあるけれど、フォームの美しさやレッスンへの姿勢をコーチが見てお誘いを受ける感じ。まぁだいたいの子が誘われるんだと思う。


「4泳法マスターしたし、もうやめる?」なんて話をしていたちょうどある日持ち帰ってきた。お誘いプリントを。


それが、これまた秀逸で。
決定権のある親心をよくお分かり。(さすが経営母体が学校法人)

1級は選手育成。「選手までは…」と否定的に考える親心をわかってるわ~!そして実際2級で辞める子が多いんだと思う。


【伝える事でスクールが得たい事】
1級継続

↑を考えた時に、どんな価値を前にだしたらいいのか。それがよく考えられている文面だと思った。

「精神力」とか「一生それによって」とか…
我が子にそれを与えてあげたいでしょ?と言わんばかり。はいご明察。


_でも親ってやつは大概忙しい


だから、そもそも内容をじっくり読んでもらえるかはとても悩ましいところ。タイトルだけを見て、斜め読みして、ハーイ捨てる!なんてことも当たり前に起きてくる。

親だからこそ、もちろん読む。

でも、子どもたちのプリント類はとても多いのだ。しかも毎日なのだ。子ども2人であれば、もう知らんがなってほどにもらってくる。

それに加えて仕事をしていたり家事をしていたりで、子どものことだけ考えていればいいのでもない。

だから、情報の中から「有益で」「必要な」ものだけを得たい。という願望がある。だから、タイトルしか読まない。ということが起きる。

結果、実は中身まで読んでいないということが起きてくる。

_読まずに、スルーを避けてもらうために


何かを売りたい会社は努力する。

3つのnotをよくわかっているから。売上を上げたいから。

〇3つのnot
読まない(Not Read)
信じない(Not Believe)
行動しない(Not Act)

写真を入れたり、デザインを入れたり、コピーを考えたり。

でもそれって結構大変で難しい。

だから取り入れるといいんじゃないか?と思うのが【 図解 】


図解って、特別なデザインスキルも要らないし、〇と△と□と→。
それくらいあれば誰にでもできるもの。
もちろんどの言葉を抽出するか?というのはあるけれど、デザインを入れることに比べたら数段カンタンに取り入れることができるもの。


それでいて、文字情報だけを受け取るよりも、受け取りやすくなる。読んでもらいやすくなる。3つのnotのひとつ目の関門である、「読まない」超えさせることができる。


すごく魅力的だと思う。

今回のスイミングスクールの文面にも図解を添えたら、もっと読んでくれるかも?と思った。

だから作ってみました。それがコチラ。


文章だけで理解するよりも、文章+図解はとても理解が「深く」なると思う。



親だけでなく、今を生きる人たちはみんな忙しい。
情報に埋もれに埋もれまくっていて、もうお腹いっぱいになっている。


でも本当に伝えたいことがあるなら、ちょっと図解を添える。
みたいにやさしく丁寧に伝えてほしいなと思う。そうすれば、親たちも毎日のプリントに辟易せずに、子ども達にその分だけやさしくなれるかもしれない。‥‥あくまで、かもしれない。

図解を作るには、そのことについて深く思考しないといけない。
でもその過程を経ることで、伝える側も伝える事の確信を掴むことができるし、受け取る相手もラクに受け取ることができる。


つまり、360度魅力的だと思う。

「伝わる」って深いなぁと感じる気持ちと共に、せっかく図解したのでここに残しておきます。



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後記:
なぜ私が図解を語るか?というと、デザインというお仕事をさせてもらう中で、特に情報整理とか図解に好評をいただいているからです。
一括りにデザイナーと言っても、得意領域が全然違うんです。


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