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映画「ゴジラ-1.0」を友と観て

米アカデミー賞視覚効果賞で、気になっていた。今年のアカデミー賞では戦争そのものを直接的に描かずその恐怖を伝える作品が高い評価を得ているという評も新聞で見かけ、普段は一人で気軽に行くが友を誘って二人で出かけた。

彼女は満州からの引き上げ者で、常々「赤ん坊だった自分を連れ帰ってくれた母は偉かったと思う」と残留孤児の話を目にする度、母への感謝を口にする。

最近の特撮は本当に迫力満点でゴジラの質感や波や人の動きもリアル。
今までのエンタメとしてのゴジラ映画と違い内容に考えさせられるものがあった。
進むにつれて伏線が回収され、より内容が深くなる当時の時代を感じさせる脚本の力もあり、映画一本観たなという充実感があった。

観終わってコーヒーを飲みながらの話では、「我々世代でも戦争に対しての考え方は5歳、いや3歳違うとずいぶん違うよね」という。彼女は現役の戦争体験者の最年少。遺族会でも孫の世代になると全然違うという。

私は昭和22年の戦後生まれ。
母は食べるものがない時代に芋やカボチャばかり食べていたということでカボチャは最後まで嫌いだった。 笑
私は裕福ではなかったが食べ物で苦労したことはない。

時代だけでなく育った環境や人との関わり方、その人の受けとる力受容力などいろいろその人の感性で違ってくるよねという話になったり

価値観や多様性、働き方いろいろ違う中で、経験してきた蓄積を基にどうこう言うのもだし、世の中の進化についていけないよねだったり

でも伝えておかなければいけないこともあるよね、伝えていける最後の世代かもしれないよねとか

今、ウクライナやイスラエルなどでの戦争についてや、原爆投下の是非についてなどの話題も関心や考えも薄いというか浅いと言うかとか、、

また朝ドラでの柔らかな感じと全然違う神木隆之介の厳しい表情、やっぱり役者やねとか
いろんなおしゃべりをしながら帰った。



冒頭の写真は彼女の東京土産の東京国立博物館のおかきの缶。

彼女はまだ東京での用務のためしょっちゅう上京する。
上京っていう言葉はもう死語か 笑

私はもう20年位東京には行ってない。いや正確にいうと羽田、成田空港には乗り継ぎで行くが、、、ああ5年位前に団体で東京•横浜へ行ったかと思いながら、
一人でささっと動けるかな?
 

勤めていた時は出張の度にトレンドな場所や観劇したりして一人であちこち楽しんで帰ったものだが、行きたいところへスムーズに行けるか?また体力があるかちょっと不安だ。
自己流フレイル頑張ろう!



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