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あなたの脳の「島」を守る方法

こんにちは! 野本です。

以前、「成田に降り立った途端に、自分が完璧なまでに日本人に戻ってしまう」と書きました。他人の行動が気になったり、突然お酒が飲みたくなったり、コンビニで甘いものが買いたくなったりします。

これが不思議だったのですが、最近答えらしきものを見つけたのです。
今日はその仮説をご紹介します。

脳の「島」目掛けていろんなものがやってくる

読んだのはこの本。

最近、芸能人の薬物問題で名前が浮上してる、高城剛さんの本。いつもぶっ飛んでいます。最も強烈だったのは、脳の「島」のお話です。

そして、脳への入力は口だけではない。目や耳や手などのあらゆる入力装置を使って、ノイズを脳に入れ、依存症にするビジネスがこの世に蔓延っている。
(中略)
この世の多くの産業、例えば糖質の高い飲料やスナック、タバコや酒、パチンコや課金ゲーム、そしてテレビや情報産業の多くは、人類の脳のなかにある「島」を目掛けてやってきて、巧みな言葉とイメージで侵入してくる。
(中略)
また、現代社会の依存は、必要以上にお金を求める気持ちや、幸せ、恋愛などを求める気持ちも含まれる。そして情報や便利であることも、依存性が高い。

正直、どこまでが虚構でどこから本当なのかよくわからないです。

しかしこの本で語られると言う「脳の島を目掛けていろんなものがやってくる」その通りかもしれません。私が東京に行くたびにいつも感じていたのは、これだな! と。

羽田空港についた途端、ピカピカな場所と一緒に、いろんなメッセージが入ってくる。

あれしちゃダメだとかこれしちゃダメだとかいう注意。
お酒やタバコ、借金やエステ、美容の宣伝。
あなたの能力はここが足りない!という警告。
恋愛しなきゃ、お金貯めなきゃ、幸せにならなきゃ、みたいな焦り。

他人のやってることが「正しくない」と気になり出したりします。
何かが「足りない!」と脳が信号を出す。

これが「島を侵略されてる感じ」なのかな。
うまくいえないけど、そこにスイッチを押されて、「勝手なことしてよくない!」とか「新しいもの試さなきゃ」とか、思うのかな。

きっと、東京の人たちのマーケティングがうま過ぎる。
もしくは、私の意思が弱すぎるのでしょう。

「島」が侵略されにくい生活

マレーシアの生活と比べると、東京は刺激が多いです。

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