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マレーシア視察にお勧めの街4つ


最近、マレーシアに実際に見学に来られる方が増えています。

私の知り合いでも、この秋にすでに5組ほどの方が見学に見えました。
年末年始などに予定されてる方もいるようです。
読者の方で、今月来られる方、3月に予定されてる方もいらっしゃいます。

しかし、クアラルンプールという街はちょっととっつきにくい街です。
フラッと来ても「え?」って感じだと思います。

今日はそんな方のために、かなりマニアックですが、マレーシアを視察するポイントをご紹介します(写真はクランという街のインド人街です)。

KLCC付近を見てもよくわからないワケ

マレーシア視察の方のブログを見ていると「KLCC周辺を見ておしまい」という方もいるようですが、これだと生活ぶりはほとんどわかりません。

クアラルンプールのいわゆるブキッビンタンなど中心地は、現地の人たちからすると、「観光客が多い特殊な場所」って認識です。
日本人の暮らしを見るのに、外国人だらけの銀座だけ見て帰るような感じ、でしょうか。KL中心部は渋滞がひどいので、歩いてる人も、車を持たない若い人や外国人が多く、実は一般的なマレーシア人へのマーケティング手法が通じない場所でもあります。

マレーシアは典型的なドーナツ化現象の都市です。
つまり、郊外の一軒家を好み、車で生活する世帯が多いです。

なので、渋滞のひどい中心部には、必要ない限り、行かない市民も多いです(私も用事がなければ行かないです)。大家族で行動するマレーシア人は、郊外に住んでいるケースが多く、わざわざ土日に家族でKL中心部まで行くって人は、私が知る限り非常に少ないです。

むしろ、郊外の方がモノも豊富だし、遊ぶところもある。

なので、観光が終わって、「人々の暮らしが見てみたい」って感じでしたら、できたら、郊外をみてみることをお勧めします。

人々の暮らしはどこで見られるのか?

車社会なので、日本のように「駅から徒歩圏にある住宅街をほっつき歩く」というのが、意外に難しい。
しかも、住宅街にはどこもたいていガードがいて、知り合いにならない限り、なかなか中は見られません。

なので、視察で一般人の暮らしを見るのなら、とりあえず、以下のエリアを訪れてみることをお勧めします。
庶民が集まるのはショッピング・モールだったりします。

1 モントキアラ周辺

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クアラルンプールに住む日本人の暮らしを見るならここ一択かなっと思います。

日本人駐在員御用達の街で、他にも外国人がたくさん住んでます。噂によると、日本人の7割が住んでいるとか。そして、ローカルは少なめです。

MRTの駅から歩けないのが難点ですが、グラブ(タクシー)で行けます。何より、この街が良いのは、歩いてる人が多いことです。町に防犯カメラが備え付けられていて、割と安全に歩けるっぽいです(とはいえ、歩くときは周囲にお気をつけください)。

2 コタ・ダマンサラ周辺

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クアラルンプールからMRTに乗って郊外に行くと、セランゴール州に入ります。ここは中間層が多く住む地域です。

Bander Utama、Mutiara Damansaraと言った、郊外のモールがある駅が続き、さらに西部に進むと、コタ・ダマンサラって町があります。ここは、「駅から歩いてすぐに商店街(のような場所)がある稀有な郊外」。

電車(MRT)だと「スリアン」という駅で降りていただくと、すぐモールがあり、その周りに「ショップロット」と言われる商店街が並んでます。ここには中規模のモールが2軒ありますが、基本的に外を歩いて散策できます。韓国人が多く住んでいる街で、韓国系のお店も多いです。

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