日本の子どもの幸福度が最低な件について

こんにちは!

日本の子どもの幸福度が最低だそうです。

「身体的健康」では1位で、経済的にも比較的恵まれていたが、学校のいじめや家庭内の不和などを理由に幸福を感じていない実態が明らかになった。
 教育評論家の尾木直樹さんは、日本の学校現場を「いじめ地獄」と表現、偏差値偏重による受験競争過熱も相まって「子どもの自己肯定感が低く、幸福感が育たないのは必然的だ」と指摘した。

「健康で、お金もあるのに不幸」だという結果です。
幸福度調査って難しくて、宗教観とか、気候とか、いろんなものに影響される。単純に比べられるものじゃないのでは?って書いたたら、こんな反応をいただきました。

みなみさん。自己肯定感の低い子を心配されています。

もりこさんは社会システム的に子どもが「心を削られる機会が多すぎる」とおっしゃいます。

sugamariさんも同じ意見です。

こう言われてみると、この記事、けっこう本質をついているのかも。

私は日本を出て長いので、一体今日本の子たちの状況がどうなっているのか、今一つ見えてません。ただ何度も書いてきたように、日本社会はなかなか変わらない。

だから親が動くしかないんだけど、もし今、自分の子供が社会(=学校)で虐められて辛そうならどうするか、考えてみました。

ハッピーじゃなければ環境を変える

本にも書きましたが、私の華人の友達は子供の小学校3回変えてます。
理由は「子供がハッピーじゃなかったから」です。私も「ハッピーじゃなかったら環境変えてみる」のはありと思う。

以前は単純に、「日本の学校が嫌だったら海外に来れば良いのでは」と思っていました。

我が家は日本を出たら、あっさり問題解決したのです。その後、マレーシアの学校もやめてるので、学校教育自体がダメなタイプなのかもですが。

そんな経験から、海外の教育情報を共有したりサポートしたりしてきたのですが、問題はそんなに単純じゃない。

海外に出ることで100パーセント解決ではない

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