![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59412164/rectangle_large_type_2_1f13a37360080e496f3e81a1bd044604.jpeg?width=1200)
Photo by
spinel3
ドキュメンタリー番組や専門家をどうやって「疑う」のか。海外でのトレーニング手法を学んでみました
こんにちは。
先日こんなツイートをしたのです。
長男の高校では、米国の科学ドキュメンタリーを見て、
— のもときょうこ🇲🇾「マレーシアにきて8年で子どもはどう変わったか」発売中 (@mahisan8181) August 13, 2021
どこが資金を出しているのか
専門家はどういう役割を果たしているか?
実験は効果的か?
誤謬はどれくらい使われているか?
をチェックし、どの程度信頼できるかを議論。
どうやって情報の信憑性を判断するか? は今必要なリテラシーだと思う。
メディアにしても、実は、中立で正確な報道って難しいです。
私を含め、誰もが思い込みや、偏見に囚われてます。
実験をする科学者も同じかもしれません。
なので私は「受け取り手」が変わるしかないと思ってます。
長男の高校(インターナショナル・バカロレア)には「TOK」という授業があります。
哲学を基礎にした「クリティカル・シンキング」のトレーニングです。
読者から「科学リテラシーを鍛えるための具体的な方法を知りたい」と聞かれましたので、今日は、マレーシアで実際に高校1年生に出た宿題を共有してみます。もしよかったらやってみてください。
インターナショナル・バカロレアの高校のトレーニング
まず、「1時間半のドキュメンタリーを見て、以下の質問に答えること」という宿題が出ました。
ここから先は
1,911字
この記事のみ
¥
300
これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。