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#63 出産や子育ての「呪いの言葉」を気にしまうあなたへ

子供を産むことに躊躇してる方、小さい子どもがいて将来が不安な方、結構いると思います。

私もかつてはそうでした。「産んでもちゃんと育てられないのでは」「不登校になったらどうしよう」「お金が足りないのでは」と不安でいっぱいでした。

赤ちゃんが生まれると、街の人にいろいろ話しかけられました。

「可愛いわねー」「何ヶ月」とかいうのは、顔がほころんでしまいます。しかし、結構多いのが、「暑いんじゃないの」「寒いんじゃないの」「苦しいんじゃないの」「お腹空いてるんじゃないの」「まだ赤ちゃんなのに外出していいの!」「月齢の割に小さいんじゃないの。おっぱい出てる?」「抱っこしたら抱き癖がつくよ」という「責め責めパターン」でした。

赤の他人をはじめ、身内もいろいろ言ってきます。

母乳教室などで本を手に取ると、そこには、

「母乳の場合は紙おむつはダメ」
「1年の育児休暇をとりましょう」
「食事の手抜きをしてはいけません」

などなど、断定形の情報がやたらと溢れていて、なんだか、いつもどこからか、批判されているような気持ちになっていました。鈍感な私でもそうなので、敏感な方はもっとじゃないかなぁ。

「子供なんて可愛いのは小さいうちだけよ。これから大変よ〜」「男の子は苦労するわよー」って言う人もいっぱいいました。

もちろん、ホントに大変なケースもたくさんあるのだろうけど、子育てなんて、人それぞれ。

先のこと考えすぎると、今いる目の前の子どもを見失ってしまいます。今では「なんだか当時は心配しすぎて損したな」と思います。

子供を産むのは大変か?

それでも子どもを生みたいなって思ったのは、マレーシア人の子育てを見てたから。

1990年代の中頃に「一緒にマレーシアを旅行しよう」って言われて、小さな子ども3人のいる夫婦とマレーシア各地を2週間旅行したのです。

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