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日本の教育改革が難航するなか、親はどうしたらいいのか


こんにちは!

日本の教育改革が、うまく行ってないようです。
英語の民間試験も、筆記試験も延期が発表されました。

一体、どうなってしまうのか。今日は教育改革のお話です。
長いのでお時間ある時にどうぞ。

30年も変わっていない教育内容をどう見るか

まずは「揉めてるのは知ってるし、ニュースを聞くとなんだか腹立たしいけど、よく流れがわからない」という人のために、私の理解でザックリ流れをまとめておきます。細かい論点は全部すっ飛ばします。

そもそも、今の学校は人々が産業革命の時代に作ったもの。
軍人や工場労働者を「効率的に」教育する目的で、黒板に教師が板書きし、大量の知識を子供に教えるスタイルが定着しました。

それではいけない、ということで、世界的に教育改革の波が起きました。
以下は、世界の教育改革に大きな影響を与えたスピーチです。
「学校教育は変わらなくてはいけない」という意見が主流になりました。


日本の教育改革も、1984年の中曽根内閣に始まったそうです。

その後90年代に文部省が「ゆとり教育」をやったら、大批判。
今度は2020年に、今度は出口である入試を変えようとしました。
ご存知の通り、公平性や料金、教師の働き方改革、塾業界の意向やロビー活動に対する国民の政治不信などが重なって、結局頓挫したわけです。

つまり、1980年代から叫ばれ続けている「古い日本の教育」は、30年経った今でも、まだ改革されてません。

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