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ローカルが復活し、グローバルはネット化する


こんにちは。

マレーシアは封鎖1ヶ月、厳しい制限下で暮らしてます。
ようやく、新規感染者が2桁台の日が出てきました。
各国がそれぞれのやり方で対処していて、興味深い。

マレーシア政府は、全国を「グリーンゾーン」「オレンジゾーン」「レッドゾーン」に分けて、「グリーンゾーン」から順番に、少しずつビジネスを再開させる手段をとっています。例えばこれは、ペナン州保健局による、ペナンのグリーンゾーンの様子。

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以下は「グリーンゾーン」で一部ビジネスが可能になったよってニュース。
インターネットの新規開設などができるっぽい。


いつも「ローカルとグローバルは両方あった方がいい」と言ってきたのですが、今後どうなるのか。

とりあえずの出口が見えてきたマレーシアからの、一つの仮説のご紹介です。

ローカルが復活する

マレーシアは移動制限中で、今も10キロ圏内にしか買い物にいけません。

今まで「ちょっと遠いけと品揃えの多いスーパー」に行ってた人が、近所で買い物せざるを得なくなる。ローカルの復活です。

さらに、新規感染者「ゼロ」が続いて「グリーンゾーン地域」になるとどうなるか。ゾーン内でのビジネスが少しずつ許可されていく。
つまり、人々は、地域内のサービスやお店を使うようになります。

日本には関係ない? いや案外そんなこともないかもです。
「グリーンゾーン経済」的な考え、今後国ごとに起きると予測しています。
国境が封鎖されてたら、しばらく内需のみでやっていくようになる。

日本の地方は確かにインバウンド中止で打撃を受けるでしょう。
けど、そのうち国内が落ち着いてきたら、田舎は人気が出るんじゃないかな。食糧の輸出を止める国が出てきたり、経済が不安定になったりすると、ソ連の「ダーチャ」よろしく、田舎に2拠点移住する人、田舎に引っ越す人も出てきます。

ダーチャについては3月にここに書きました。

こういうことは、だいたい、歴史が教えてくれます。

問題は、前も書いたけど、日本の場合は根底にある人々同士の不信感かな。
「私たちV.S.彼ら」で地方が分断される問題が起きる可能性はあると思う。
余計な分断は不幸しか生みませんから、うまく対処した場所が、栄えることになるのでは。

グローバルはどうなるのか

ではグローバルはどうなるか、と言うと、こちらも国境越しにビジネスするのは当たり前になっていくでしょう。

学校、スポーツの先生、音楽の先生など、いろんなものが国境を越える。と言うか、すでに超えています。

マレーシアのインターナショナル・スクールでは、オンラインのクラスを世界に開放してるところが出てきました。逆にN高校のように、すでに海外向けに授業をやっている学校もある。

仕事もそうで、世界中がリモートワークなら、仕事する人はどこにいる何人でもよくなっていくのでは。日本人でも、英語ができれば、世界中に解決すべきニーズがあるかもしれません。

つまり、「モノを伴うサービス」は国内で完結、「物理的なモノを伴わない」はいよいよグローバルになっていく、不思議な二極化時代がやってくるかなって思います。

面白いですよね。それではまた!

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