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「真面目さ」が武器にならない時代。ChatGPTのコピーになっても意味ないよ

皆さんは、生成AIを使っているでしょうか。
私は毎日のようにChatGPTを使っていて、GoogleよりもAIに聞くことが増えました。

契約書や定型文書で悩む必要は無くなった

例えば、企業に対して改まったメールを書きたいとき、海外の弁護士に文書を送る必要があるとき、ChatGPTは威力を発揮します。

Googleで例を探して真似して書くよりも、ずっと早く、目当ての仕事ができるのです。

また、私はよく自分の文章のアラや欠点を聞いていますが、すごいなと思うのはその共感力というか、気の使い方です。
「全体としてはよくできています。しかし、こうしたらもっとよくなります」とお手本通りの指摘の仕方をするのです。

そして、「まとめを書いて」「要約して」などの注文もさっさとこなしてくれますし、時にはテクニカルサポートの役割や(「iPhoneでこんなトラブルが起きたのだけど、どうしたらいいか?」 など)プログラミングのコードを書いてくれることもあります。

「これこれこういう目的で、こういう人に文書を送りたいから、やっておいて」
というとやってくれるわけです。

真面目すぎるし、ほんとによく気を遣ってくれます。

生成AIはホワイトカラーの仕事を根こそぎ帰るよ

野口悠紀雄さんの「生成AI革命」にこうあります。

現在は医師や弁護士が行なっている仕事の一部を、ChatGPT が代替できるようになる可能性が高い。医師や弁護士だけでなく、これまで一定の資格を持った専門家でしかできなかったことを、実質的には、ChatGPT でもできる。これは、明らかに専門家の役割、あるいはその価値を低下させるものだ。
 もちろん、それによってただちに専門家が失業するというわけではない。とくに医師の場合、今後の日本では、高齢化に伴って医療需要が増えることが予想されるので、ChatGPT が医師の仕事の一部を肩代わりすることによって、負担を軽減する効果のほうが大きいだろう。

https://note.com/yukionoguchi/n/nc964ba84d4a3

このことはもはやよく知られていると思います。

すぐにではないでしょうが、「物知り」の価値はこれから劇的に落ちていくでしょう。

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