こういうときには「お尻の肉」を使う

こんにちは。

引きこもり生活が長引いて、しんどいって声を聞くようになりました。

今回の「戦争」で戦士は医者や看護婦などの専門家。
補給で活躍するのが、ドライバーとかスーパーで働く人たち。
このほか、止むを得ず、働いてる人もいる。

そうじゃない人はデング熱でいうところの「蚊(媒介者)」になりえる。
蚊なら退治すればいいけど、「人」が媒介じゃそうもいかない。

だから、極力動くな、というのが世界のStay Homeの考え方です。
今交通事故起こしたりして、休めない人の負担をこれ以上増やさんように。

今日はStay Homeしてる人に送ります。

「お尻の肉」を使う とは?

今読んでる「残酷すぎる成功法則」という本にこんな一説がありました。

ドラッカーは、時間が最も貴重な資源だと考えていた。彼が人々に勧めた第一の防衛策はスケジュール管理の行動ではなく、自分の目標達成する上で、その進捗に寄与しないすべてのものを断つことだった。

もしあなたが1日1時間何かの訓練を積んだら、計10,000時間に達するには27.4年間かかってしまう。ところがあまり重要でないことをかなりの数諦め、1日4時間訓練するなら、6 . 8年で1万時間に達する。この差は大きい。

1万時間の法則、よく知られてますよね。
面白いのはこのあとです。

マシュマロ実験で著名なウォルター・ミシェルが研究者として成功できたのは、よくイディッシュ語(独語にスラブ語、ヘブライ語を交えたもので、欧米上のユダヤ人が用いる)の歌を口ずさんでいた祖母が、「セツフライシュ」と言う単語を教えてくれたからだ。それは「お尻の肉」を意味し、そこから転じて「椅子に腰を落ち着けて重要なことに取り組むこと」を意味するのだという。

では、「椅子に腰を落ち着けて重要なことに取り組むこと」には何が重要か。

腰を落ち着けて取り組む時期

こんな一節も出てきます。

たとえば、ある人が大学時代、どれほどの時間を勉強に費やしたのか分かれば、5年社会人として得られる収入を予測できる。それは驚くほどの結果では無いものの、彼らは学生時代パーティーに明け暮れることもできたし、あるいは課外活動に没頭することもできただろう。

今はパーティーや課外活動ができない。

ならいっそのこと、この引きこもり期間、「お尻の肉」を使う期間にしてもいいのでは、と私は思う。

今の時代、次に進むために、学習ができる時期。
第二の受験勉強みたいなものかな。

「もっと勉強すれば良かった」って口癖の人にとってはチャンスかな。誰もが新しい時代に向けて、牙を研いだら良いのでは。

私も大学時代にほとんど勉強していないから、やってみたいこともある。ライターとしての自分に、厚みが出るのなら、やってみる価値はあると思う。

実際にはそこまで時間はなくて、仕事と英語とインドネシア語と運動と映画と家事で、あっという間に1日が終わってしまい、毎日夜九時すぎるとくたくた。SNSをチェックすのが精一杯です。

と書いておいてナンだけど、何もせずにダラダラ過ごすって方法を選ぶ人がいてもいいと思う。ゲームを気が済むまでやってもいいし、寝たければずっと寝てていいと思う。本人が幸せで免疫も下がらないのなら、なんでもいいと思います。

私たちは「蚊(媒介)にならないように」気をつけるだけで、戦ってることになるらしいので!

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