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挑戦したいことは全部やろう

こんにちは。

漫画家のひうらさとるさんが私のnoteを紹介してくださって、昔「なかよし」読んでた私は、むちゃくちゃ嬉しかったのです。

小さい頃の私にとって、漫画や映画、小説が「世界はここだけじゃない」と教えてくれるものでした。

光浦靖子さんの話

そして、ひうらさんが紹介されてたコメディアンの光浦靖子さんの文章がまたよかったのです。


彼女が、仕事が減ったことで苦しんでたこと、48歳で海外移住を計画されてたこと、初めて知りました。

一つのことを追い、極めることが世間では素晴らしいとされています。でも私にはできそうもない。
じゃ、どうする? 深さじゃなく、広く浅く、数で勝負するのは? 「逃げ」と「新しい挑戦」の線引きなんて曖昧なもんだ。これは「挑戦」だ。私は文房具屋になりたかった。手芸屋にも、花屋にもなりたかった。留学したかった。海外に住んでみたかった。広く浅く全部に手を出そう。今から全部叶えよう。

この部分、衝撃でした。

私からしたら、テレビで有名な光浦さんは十分に「一つを極めた人」に見えてたのです。

こんな有名な人でも悩んだり苦しんだりしてるのか……。
自分が勝手な印象で、決めつけてたことに、気付きました。
テレビでチラッとみた印象で、他人のことを無駄に羨ましがったりすること、ホント意味がないですね。

50代で新しいことに挑戦したわけ

そして、50代近くで新しいことに挑戦したい気持ち、いやというほどわかります。

私も40代になって雑誌がどんどん売れなくなって、やりたいこともやり尽くし、キャリアの曲がり角にいました。

マレーシアにきたときは、ほぼ空っぽでした。しばらくは主婦やってたんですが、ローカルのジムに入り、人々との揉め事やトラブルも散々経験し、それはそれで楽しかった。

ところが、ふと周りをみたら、いつの間にか、風景が変わっていて。
知り合いの多くが「挑戦する人」になっていました。

特に、日本から海外に勝手にきた人たちは、パワーのある人が多いです。60代で起業した人、新卒でベンチャーに入った人、お花屋さんを始めた人、英語もできないのに工場作った人、ゼロからメディアを作った人、銀行員からお笑いに転身した人、Youtuberを始めた人……。

この人たちは、基本、自分に注力してて、ダメだなと思ったら潔く撤退もする。
素直に、みんなに憧れました。

そんな周りの人に相当影響され「私はなんなんだ?」と思いました。そして「私もいっそのこと、年齢を気にせずに、憧れてたことは全部やろう」と決めたんです。

とは言っても、本当に身の丈の範囲でささやかです。
50代で外資系企業に入社してみたり、ウエブメディアの編集長、観光、教育、マーケティングと一通り、「やってみたい」を経験しました。書籍の翻訳も、展示会での売り子も経験しました。「noteとTwitterやったらいいよ」って言われて始めました。英語もマレー語も中国語もはじめました。まさに光浦さんみたいに広く浅く「いろんなことやる人」になってみました。

まあ、正直この年での挑戦ってかっこよくはないのですね。
20代の若いマレーシア人たちに囲まれて、モタモタ教えてもらうことばかり。

それでも、8年間、新しい土地で、ゼロからあれこれ経験したことは、主婦時代も含めて、私の宝になっています。こうして原稿を書けているのも、経験があるからです。
死ぬときの後悔は少ないんじゃないかな。

光浦さん、応援したくなりました。
ひうらさとるさん、紹介ありがとうございました。

そして私も改めて、やりたいことは全部やろう、と思いました。

それではまた!

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