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マレーシアの国際バカロレアで学ぶ中学生のグローバルな課題が面白すぎた

マレーシアで国際バカロレアの中学校に通う中学生から教えてもらった課題です。

「あなたはマダガスカルの経済大臣に選ばれた。あなたにはこれから自国の経済を発展させる責任がある。経済システムの選択(指令経済システムか自由経済システムか)を正当化し、国民を説得するスピーチを作りなさい」。

「考えさせる」グローバルな教育とは?

詳しく聞いてみたら、こうでした。

1 「インドネシア、マダガスカル、ハイチ、アルバニア」のうち1国を選ぶ。
2 政権と政治体制が完全に変わった後、経済大臣に選ばれたあなたには、自国の経済を発展させる責任がある。ゼロからスタートするあなたは、経済システムの選択を正当化し、あなたが使おうとしている戦略が国の繁栄と公平性を促進する上でどのように成功するかを説明する必要がある。あなたの国の国民は、国の運勢を変え、国を経済発展に向かわせるあなたの能力を信頼できると安心する必要がある。

課題は以下の二つ。
1. 調査報告書を作る
2. 自国民に対する閣僚スピーチのビデオを作る

そして難しいのが、参考資料の集め方にも条件があることです。

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