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あなたの「当たり前」が通じない理由

こんにちは。
今日は短いコラムです。

華村さんのnoteが面白かった。

中国には「下着は洗濯機に入れて一緒に洗っちゃダメで、手洗いすべき」って考える人が多いそうです。きっと奥さんから見たら、「洗濯機で下着を洗うなんて不潔だなー」って感じなのかもですね……。

異文化許容の話、ムッチャ面白いな。
「常識でしょ」が通じなくてモメるシーン、本当にたくさんあります。

で、こんな問いかけをしたら、中国人でも実はいろんな方がいることがわかってきました。同じように考える人、実は日本人にもいそうだなぁ。

その「常識」はただのローカルルールかも

人間は、自分のルールは正しく他人のルールは間違っていると考える。
面白いですよね。

私がマレーシアに来て驚愕したのは、「台所のない家がある」「料理したことがない主婦がいる」ってことでした。小さい頃からご飯作りを強要されてきた私は、「こんな世界があったんだ……」でした。

海外だけじゃなく、日本国内だってローカルルールは実はいろいろです。

星野ルネさんが、とある地方の日本のローカルルールを紹介してました。

乾杯のとき「グラスの位置がお客さんより高いと失礼」ってルールがあるーーみなさん知ってましたか?

こういうのね、あるんです。

結婚した人や転職した人は「なんだこのルール」「こんな家おかしい」って感じる瞬間があるんじゃないでしょうか。
そして、相手の驚くような「許せない」にも遭遇して驚愕します。

会社が変わるとこんなにルールが違う

逆に「これが許されるんだ……」的な驚愕もあります。

私は最初の会社がお堅い金融機関でした。

ここではとにかく「時間厳守」を叩き込まれ、「女子社員は始業30分前に来て、机をふいてお茶入れること」って習って、それがフツーだと思ってたんです。

ところが、その後、転職した出版社では、誰も出社時間にきやしません。「出社時間に来なくても構わない」「終電までに会社にくる」人が多いことにぶっ飛びました。

マレーシアにきたら、日本で当たり前のルールが大きく崩れました。

「二重駐車はしてもオッケー」「予定は変更してオッケー」なことに、最初はびっくりしました。自分が「常識」だと思ってたことが常識でもなんでもない、ただのローカルルールだったことに気づいた瞬間です。

ちなみに、私はほとんどルールのない家庭で育ったので、割とどのルールも同じように見えてしまいます。そんな私でも、やっぱり自分の育った場所のルールが体に染み付いているなぁ、と感じます。

人々はどこに行っても、「自分の常識は正しく」「他人の常識は間違っている」と考える。

アインシュタインは、『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのこと』って言ったそうです。本当かどうかは謎ですが、実にその通りかもしれませんね。

それではまた!

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