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子供と大恐慌から大戦までの歴史を調べてみました


こんにちは!

15歳の子が「大恐慌って何?」と聞いてきました。
昨今の世界情勢から恐慌が起きるのでは? と聞いて、その後どうなるのかに興味を持ったらしい。

我が家は基本、何も教えてないのですが(もう教えられることはないです)、こうした質問には付き合うようにしています。

そこで、1929年に起きた大恐慌をきっかけにして、第二次世界大戦までの流れを一緒に調べてみることにしました。ちょうど、今の時代に少し似ているので、歴史から学ぶことは多そうです。

彼もこれから独立し、世界が大きく変わる中、難しい局面も出てくるかもしれませんから!

やり方は簡単で、ネットで検索して、気になる言葉をひたすら、英語や日本語で調べていくだけです。
大体スタートはWikipediaです。そこからわからない言葉やリンクを検索したりして読んでいきます。

流れをまずは大まかに捉えてみた

とはいえ、この時代に起きたことは膨大です。

まずスペインかぜがあり、その後大恐慌がおきました。大恐慌だけでも、調べること、わからないことはたくさんありました。経済の仕組みって難しいです。

そこで本を読みました。この本は、リーマン・ショック、ブラックマンデー、世界恐慌など、過去の経済危機で何が起きたのかを書いた本。まさに彼の知りたいことがあったので、まずは一緒にざっと読んでみました。似たような本を数冊読みました。

さて、Wikipediaに戻ると、その後、各国が自国中心主義になっていきます(ここまでの流れは今現在ととても似ていて、驚くほどです)。さらにその後、日本では大震災も起きています。

世界では資源不足から植民地の取り合いが起き、孤立する国々が出てきて、それまでの条約や連合を脱退したり破棄したりし始め、戦争になっていきます。戦後はさらにイスラエル建国やベトナム戦争に繋がります。

子供は「なぜ第一次世界大戦が起きたのか」「なぜソ連が参戦したのか」などと質問をするので、私も改めて一緒に調べてみました。

私も知らなかったこと、勘違いしてたこともありました。
私が高校で学んだ後、新しい資料により、解釈がだいぶ変わっているものもあるみたいです。

ネットにはいろんな当時の映像も転がっています。
各国の言葉で、違う見方を見てみるのも重要かもしれません。

フィクションは理解の助けになる

時代を知るためには、映画や小説・漫画などとリンクするとわかりやすい気がします。
家族で今ずっと映画を見ていますが、時代で分けるとこんな感じ。「心の旅路」では第一次世界大戦で心に傷をおった兵隊が主役ですし、「エデンの東」でも戦争に行くことにする少年が出てきます。

第一次世界大戦 心の旅路 エデンの東
第二次世界大戦 サウンド・オブ・ミュージック ライフ・イズ・ビューティフル 独裁者 大脱走 
ベトナム戦争 ディア・ハンター

どの映画も断片的ながら、時代背景や人々の様子の一部がわかって興味深いです。

大戦前後に制作された映画(「ガス灯」「心の旅路」「独裁者」「トップ・ハット」など)も見てきたので、「アメリカはこんなときに恋愛映画作ってたんだ……余裕あったな」と思ったりもしました。

日本については本人がすでに「はだしのゲン」などの漫画を読んでいたらしい。
また、小学校のころ体験授業でお邪魔した日本の探求型の塾、「探求学舎」さんでは「太平洋戦争で日本軍がなぜ撤退できなかったか?」の議論に参加。これも記憶にあったようでつながったみたいです!

旅行などでの実体験もリンクしていく

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