日本の子どもの幸福度はどうしたら上がる?


こんにちは!

先日からここで話題にしているユニセフのこどもの幸福度調査。日本は健康で経済的にも恵まれてるのに、なぜか幸福度が低いと言う結果です。

今日はちょっと違った視点からこの問題を見てみます。この問題をマレーシアの人に説明してもなかなか理解してもらえなかったりするんですが、こんな感じです。

当のオランダ在住の倉田直子さんが、調査方法を含め、詳しい考察を書いていました。とても興味深いのです。

(略)オランダは子供だけでなく大人も87%が今の生活に満足しているという調査結果があります。これは、地続きなのでしょうね。幸せな大人たちに囲まれているから、子供も幸せを感じられるというシンプルな構図なのではないかと思います。そして、成長後の幸せな人生も想像しやすいのでしょう。
更にここでもう一度強調したいのは、オランダ人の想像する「幸せ」は決して派手なものではないという点です。お金よりも「健康、人間関係、仕事」に影響されるようです。

マレーシアも私の感覚ではほぼ同じです。決して「お金持ち」「勉強ができる」みたいなものを幸福だとは思ってない感じ。

今日は多分オランダやマレーシアの側から見た、幸福のシンプルな定義について紹介してみます。

大人たちが幸福なら子も幸福

マレーシア人の7割が自分を幸福だと感じていて、その理由は「人間関係」「家族関係」だという記事を以前紹介しました。

大人たちが幸福なら子どもも幸福。
結構シンプルです。

教育が悪いとか政治が悪いとか、いろんな意見があると思う。

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