男女平等に働くことが本能的な感覚(たくさん子どもを産みたい)や経験(妊娠出産の身体的負担)から難しい。

こんにちは、元教員キツネです。
 
私は人生の中で2回、正規雇用されました。
 ①会社員 ②公務員(教員)

 ただ、どちらも自分の本能的な感覚とは違ったように感じました。

私の表向きの目標
・男性と同じ立場で定年まで働く。
・子どもは2~3人産む。 

本能的な感覚
・男性と対等な雇用で働かなくてよい。
(高校時代に母親が入院して家事をしていたとき、結婚して家族のために家事をする生き方もいいかもと頭をよぎりました。
 新卒でいわゆる総合職で会社に入ったのですが、周囲の女性を見て一世代上の一般職の女性のようになりたいと思いました。
 その後、教員という女性でも定年まで働きやすい職業に就いたつもりでした。恵まれた環境や制度に感謝しつつも、祖父母や配偶者の協力無くしては子育てしながら働き続けることが難しいことに気づきました。そののち、家庭の事情で退職に至りました。)
・子どもを9人くらい産みたい。
(大学時代に身近にお子さんが9人いる方がいて、羨ましいと思いました。)

これ↑は私だけな感覚のか、他の方も感じているのか?という疑問もあるので、ご意見があればぜひコメントを下さいませ。

男女平等で良かったこと
 それは、男性と対等に学べたことです。学び、知識を得たことで自信がつき、自分の意見を持つことが出来ると思います。

 学んだことが、直接人生の役に立つこともありますし、役に立たないこともありますが、そもそも学んでみないと役に立つか立たないかは分からないので、ある程度学生時代にいろいろなことを学ぶことは理にかなっていると思います。ただ、大人になってから大学で学びなおしも出来る社会になるとさらに良いと思います。

例)算数・数学→家計管理に使います。また、保険など金融商品について考える時も役に立ちます。ただ、仕事が理系でないので計算が小学校レベルですみます。
国語→ひらがなかたかな漢字の読み書きができることが、全ての学びの基盤になると思います。ただ、と古文漢文は使うときがありません。
世界史・地理→海外生活や海外旅行で役に立ちます。世界情勢について理解の一助になります。
英語→海外生活で役に立ちました。
理科→科学をほんの少しと生物しかしていませんが、科学的に間違っている情報(薬・美容商品など)に騙されないようにするのに役立つと思います。

男女平等で困ったこと
 どうしても女性は、肉体的に子どもを産むという機能があり、そのことにより男性と平等にということが難しい場面が出てきます。
(出産しない人生も、個人の選択や結果としてあると思います。それを否定する意図はありません。)

妊娠→子宮や胎児に酸素や栄養を使うので、酸欠・貧血のような状態になります。私の場合は息切れ、眠気、だるさのため8時間労働の終わりには帰るのがやっとという感じでした。つわりなどで体調不良になる場合もあります。妊娠前と同等に仕事をすることが難しくなります。
出産→経腟分娩ならお尻、帝王切開ならお腹の傷が治るまで、1か月くらいは働くことが難しいです。産後から授乳があり、献血を1日に2~3回するようなイメージで、献血のように血ではないので酸素や赤血球は減りませんが、他の栄養分を含めた体液をあげるので、お腹が減り、体力も消耗します。妊娠前と同等に働くことが難しくなります。

また、肉体的にも男女で差異があります。
(もちろん、肉体も精神も個々個別に違いますが、平均や傾向を見た場合のことです。)

筋量と筋力→筋量と筋力が男性より少ないため、男性を同じ肉体労働の作業量をこなすこと、へとへとに疲れる、もしくは同じ量できません。女性の方が脳の量は少ないですが、それは体の大きさに比例したものであり知能が劣るわけではないと考えられますが、同じ頭脳で仕事を処理する総量が体力勝負になるとしたら男性に劣るかもしれません。

 これらの経験から、私の本能的な感覚の出産を複数回(なるべく多く)経験しながら、男性と同等に働くというのは、難しいのではと思います。

 つまり、男女平等に働くという価値観自体が、もしかしたら不完全な価値観なのではないかと私は考えました。

 どのような価値観であれば、この本能的な感覚に逆らわずに自分らしく生きることが出来るのか、引き続き考えてまたお伝えしたいと思います。

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