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Excelを仕事にいかしたり授業にいかしたりするお話

で、前回の続きです(笑)

今日は、少し実践編でお送りしたいと思います。

1.職場でのお仕事編

なんでそんな仕事をしているの?というツッコミはご遠慮ください(笑)

さて、職場の中の教員を、年齢順に並べたり、五十音順に並べたりするお仕事があります。

もちろん、その後でぐちゃぐちゃと作業もするんですけれど。

で、いろいろとマクロが仕込まれているファイルに流し込んで作業をしたりもするんですけれど、なぜだかわからないが並び替えがうまくいかなかったんですねぇ。

もとの五十音順の並びに、通し番号を振っておいて、いつでも戻せる準備をしておいて、年齢順に並び替えて、追加のデータを入力して、最後に五十音順に戻すだけの簡単な作業のはずなのに。

ぐぬぬぬぬぬぬぬ。。。

困った。

ということで、ダメなら別の方法を考えるというのが仕事の流れなわけですよ。

通し番号による並び替えの時に、なぜだか意図しない変な順番になってしまうんです。

(このエラー?似たような現象が起こった人とか、原因を知っている人がいれば教えていただければ助かります)

目的を確認する。

追加のデータ入力を年齢順でした後に、「五十音順に並べ直したい」。

うーん、じゃあ、PHONETIC関数でフリガナ振って並び替えればいいんじゃね?

数字での並び替えが効かないんだったら日本語の並び替えじゃー!!

(数分後)

っしゃ!

目的達成したぜ!

うん、多分PHONETIC関数をこんなに頻繁に使うのは、学校の先生だからだと思うんですよ。

だから次回のExcel記事では紹介したいと思っています。

2.授業の中での実践編

細かい計算とか、繰り返し同じ計算をさせるとかって人間が手計算でやると不毛ですよね。

ということで授業中にExcelを使って計算実習を行いました。

単元としては中和の単元なんですよね。

扱い方は難しいので、自分の学校のレベルとご相談下さい。

高校2年生で、指数・対数関数が慣れた頃によるのでもよいでしょう。

今の化学基礎のカリキュラムだと、pHが整数のものしか扱いません。

ここで、何をやったのか。

0.10mol/Lの塩酸10mLを、0.10mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で中和していったときのpHの推移のシミュレーションです。

体積が10mLのまま変わらないと仮定する(中和点付近では20mLとする)とか、人によって伝えやすくとか、計算しやすくするためにいろんな工夫をしているのを見かけます。

もう、Excelで計算させればよくね?と思ったのがきっかけです。

最初のデータは丁寧に確認しながら入力し、計算をさせていきます。

次以降のデータは滴下する水酸化ナトリウム水溶液の量を入力するだけにします。

そして最後にpHを返すということをします。

厳密には、中和点に至るまでと、中和点を超えてからの計算式が微妙に異なってしまうので、そのあたりはちょっと修正が必要ですけれど。

最終的には、オートフィルで0.01mLごとに水酸化ナトリウム水溶液を滴下していったときの滴定曲線ができあがる、という寸法です。

こういう作業とかシミュレーションって、本当に活きたICT教育だと思うんだけれどなぁ。

ということで、今日は自分の経験談とExcelを絡めてお送りしました。

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