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高校生は1年生も2年生も3年生もこの時期進路に悩んでいることがあるのだ

3学期のこの時期、もちろん高校3年生は入試本番で大変ですよね。

しかし、悩んでいるのは高校3年生だけではありません。

高校2年生も、高校1年生も(学校によっては?)すごく悩んでいることが多いですよね。

Case①高校2年生の場合

高校2年生の場合は、基本的に腹くくって受験勉強を始めるだけだと思うのですが、中には文転するか真剣に悩んでいる生徒もいるわけで。

自分の学校、今年は特に文転する生徒が多いようで。

で、今年は高校2年生の担当ではないのですが、なぜか進路相談を受けることが最近ありました。

相談をされても、こちらとしては、その生徒の成績を知っているわけでもありませんし、得意不得意の傾向を把握しているわけでもありません。

自分でいいのか?と思いつつ、話を聞いてあげはするんですが。

生徒たちの話を聞いていると、授業担当の先生や学年の先生に相談にいくこともあるし、そういう人も多いのだけれども、逆に身内すぎて相談しにくいとか、客観的に考えてほしくて全然知らない人(つまり私)のところに相談に来るそうです。

セカンドオピニオン的なものなんでしょうか。

あとはまぁ、日頃の様子を見ていて、なんとなく相談しやすそうな雰囲気だったので、という生徒もおりましたが(笑)

そう思ってくれているのはまぁ嬉しいですが、生徒の将来がかかっているので迂闊なことを言えないのも事実。

Case②高校1年生の場合

多くの学校では、理系・文系の選択があるのではないでしょうか。

生徒にしてみれば、初めて自分の意思で進路を選ぶといっても過言ではないのでしょうか。

もちろん、中学入試とか、高校入試で学校を選ぶということはあったでしょうが、これは世の中全ての小学6年生とか中学3年生が同じカリキュラムの上で勝負している、ある意味で公平な状況設定での進路選択だと感じています。

初めて自分の意思で、というのは、それぞれ専門の過程が始まるということ。

自分で自分のカリキュラムを選び取っていくという意味での進路選択です。

文系・理系という最初の分かれ道、もちろん遠回りして戻ってくれないわけではありませんが、最初の分かれ道なわけです。

同じ高校2年生なのに、扱う授業内容が変わってくるわけです。

そういう観点で、自分自身の道を選ぶということになると感じています。

生徒の様子を見ていると、やっぱりどこか不安げな生徒が少なくない。

これは成績に関わらず、です。

下位層は下位層なりの不安な理由がありますし(そもそも卒業できるのかどうかも含めて)、上位層は上位層なりの悩みがあるようです。

このあたりのお話は、ぼかしながらまた明日。



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