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部活、なぁ・・
私自身、苦労した時もありましたが、今は年間の計画も固定化してきて、いつ何をやって、この頃までにどうやる、など形になって回っていると思っています。
さて、今年に限ってはそんな年間計画からは大きく外れてしまっています。
上級生が自分たちの練習もしながら、下級生も育成しながら、みんなで楽しく強くなるという雰囲気の部活で回しています。
今年の上級生は特に一生懸命で、練習も自分たちで工夫できるし、よく下級生の面倒も見ているし、でちょっと安心してしまった部分があったのかもしれません。
やっぱり、当人たちは大会が中止になったのは彼らなりにショックだったみたいですね。
そして、克服したい課題も自分たちで明確にしているのに、そもそも練習時間が限られてしまっている。
自分たちは身体のメンテナンスが出来ているけれど、他の学年の仲間たちの体力が落ちていて、そもそも練習相手にもならない。
そして、2学期から始まった体験入部によって新入生の面倒も見なければいけないというジレンマどころかトリレンマ。
先日の練習後、ミーティングして解散した後に「先生、ちょっといいですか?」と言われていろいろ話を聞いているうちに、泣き出してしまう上級生。
うーん、しっかりしているから大丈夫だと思っていたこちらも反省ですね。
いくらしっかりしていたとしても、まだまだ中高生。
なんだかんだで甘えたい時だってあるし、うまくいかないことだって多い。
特に今回の敵は感染症だから本当に自分たちの力でどうにかならない。
私は私で、次々と入部してくる新入生の練習を見るので手いっぱい。
君たちなら大丈夫、と練習内容を自分たちで決めさせてたのも逆に不安になってしまっていたようで。
「ここが出来ていないから、こういう練習をこういう意識をもってやりなさい」、という指示を少しでもしていたら、彼らの中でも見てもらえているという安心感にもつながったのかもしれないな、と。
部活動の問題って本当に負担は負担です。
管理する生徒の集団が増えるというのは負担増を意味します。
もちろん、他学年が入り乱れて関係性を築くとか、いろんなところの教育的な意義は絶対にあります。
そして、それをうまく組み込んで、取り入れて、発揮させるように部活づくりも進めてきました。
部活が好き、先輩が好き、この雰囲気が落ち着く、そんな場になっているので、途中で退部する生徒はほとんどいなくて、むしろ他の部活動をやめて来た生徒たちの受け入れ先にもなっている現状もあります。
それはそれで、嫌がる人もいますが、新しい風が吹いた、ということで暖かく迎え入れて一緒に練習できる雰囲気でやっています。
さて、これからしばらは新入生にべったりだけではダメになりそうだ。
ちょっとこちらも考えなければ。
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