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実生活にいきてくる対照実験と問題解決能力

昨日は以下の記事を書きました。

問題が起こったときに、どのように調査して対処するのか、というところで、昨日は情報の検索のしかたの観点での記事になってしまいました。

もっともその検索も、知識があれば効率的に検索を行い、時間を短縮させていくこともできるのではないかという話をさせていただきました。

で、今日はその続きです。

新型iPad mini6を購入していろいろ設定をして、自分がよく使うWifiに接続することができなかったという話でした。

いろいろと調べてみて、出てきた対処法をいろいろと試してみるわけですが、それでもうまくいかないこともあるわけです。

出てきた検索結果の例としては、例えばBluetoothを切るというのもあります。

これはこれで納得だったりするわけで、「なるほどその可能性もあったか」となります。

ざっくりいうと、Wifiの電波とBluetoothの電波は似ているので、干渉する可能性があったりもします。

実際はBluetoothのほうが情報を送信する能力は低いので、Wifiのほうが影響を受けにくいという話もあったりしますが。

で、話を戻すと、こうやって1つ1つ可能性を潰しながら調べていくしかないと思います。

条件を1つ変えては調べて、可能性を潰して、を繰り返しながら原因を探っていく。

これって理科の対照実験の考え方がそのままいきてくるわけですよ。

どの条件が原因で、異なる結果を生じさせるのか。

中学校であれば、蒸散の実験でどこにワセリンを塗るのかで結果が変わってくるというものでも構いません。

小学校であれば、リトマス紙の色の変わり方1つでも考えられることはあると思っています。

例えば、ある水溶液に赤色リトマス紙を触れさせたけれども赤色リトマス紙は赤色のままだったと。

ここから導き出される結論は何かと言われたときに、そこそこ一定の割合で、「この水溶液は酸性である」としてしまう人がいると思います。

もちろん、正解は「アルカリ性ではないことがわかる」なんですけれど、こういう考え方を訓練するのって物凄く大切だし、思考回路を確立させるのには一定の訓練量も必要だと思います。

で、今回のWifiに接続することができない問題も、1つずつ可能性を潰していって検証したわけです。

でも、結果、原因がわからない。

じゃあ、どうするか。

比較することができるようにするために、別の端末でアクセスしたり、その端末も含めて、更に別のWifiにアクセスすることができるのかを検証するわけです。

結果、日頃使っていたWifiには、iPad miniもスマホもアクセスができませんでした。

また、別のWifiには、iPad miniもスマホも接続することが確認できました。

結果、(いつからか&なぜかはわからないけれど)自分が使っていたWifiの親機に不具合があるのではないかということになったわけです。

これはこれで、Wifiの親機の不具合の原因を特定をするという新たな問題が生じるわけですけれども、こういうことに積み重ねで、問題を解決していくんだよなぁ、としみじみ思ってしまった土曜授業になりました。

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