高校生は1年生も2年生も3年生もこの時期進路に悩んでいることがあるのだ2
昨日の続きになりますが。
高校3年生は本当に振り回されていますね。
共通テスト、英語の形式がなかなかに変わったようで。
速報を見ていると、発音、アクセント問題とか文法問題がなくなって長文読解ばかりになったとのこと。
パニクった生徒、結構いただろうなぁ。
マーク数は減ったものの、本分の英単語数が増えたということなので、いつも、どうにか時間ギリギリでとき終わっていた生徒は撃沈しただろうな、と思っています。
最上位層でも少し削られる感じではないでしょうか。
また、この影響を大きく受けたのは中堅層のような気もしています。
取れるところを確実に素早く、という感じだったでしょうから。
来週から、英語の先生たちの授業の方向性がかなり変わってくるかもしれませんね。
1.教育に興味があるけれど学校の先生にはなりたくない生徒
実は、受けた相談の中でこんなものがありました。
教育とか入試とかには興味がある。
だけれども、学校の先生にはなりたくない。
どちらかというと、わかりやすい教材づくりをしたい、という生徒。
教員免許はもっていたほうがいいのでしょうか、という話も出てきました。
なかなか具体的で面白いと思います。
基本的には教育系の出版社で勤めたい、というようなことを話していました。
そこまで具体的に形として視えているのはなかなかおもしろい、と思ってしまいました。
文系・理系だけでも悩む生徒、その先が見えてこなくて受けたい大学やいきたい学部もおぼろげで、科目選択ですら悩む生徒が多いのに。
自分が担当していて教育系の出版社は初めてかもしれません。
2.教育に興味があり先生になりたい生徒
どストレートですね。
しかし、教育に強い大学はどこか、というところで悩んで探しています。
大学の授業でどういうことをするのかわからない、そもそも教育大がどうして教育に強そうなのかもわからない、という真剣な悩みもあったので、いろいろ話をしてみました。
また、大学の授業、もちろん全てがわかるわけではありませんが、大学名とシラバスで検索したら、というようなアドバイスもしました。
実際に、自分のパソコンで一緒にいくつか調べたりしてみたので、週末でいろいろ眺めたりするんだろうな、と思っています。
実はこのタイプも私の教職人生の中で初めてなのです。
大学の授業が気になる、どういうことをするのかもう少し知りたい、インターネット上にある大学案内のオンライン版くらいじゃ物足りない、というもの。
なかなかに面白い生徒が揃ったな、という感じです。
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