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私立非常勤講師に内定しました

あ、私ではなくて教え子が。

何度か登場している教え子シリーズですが、どちらの教え子も第一志望の自治体への採用は叶いませんでした。

しかし、たくましいことに、自分たちで就職活動を続けております。

いろいろなツテを頼って、支援員になれないかとかを調べたり、講師登録しつつ市の施設でトレーニングを受けられるという自治体もあることを調べてきたり。

あとは私立の採用試験も受けているみたいです。

で、片方の教え子から私立非常勤講師に内定したとの連絡が来ました。

とりあえず、一安心です。

担当することになっている授業時間数としても、生活していくには問題なさそうな数になっていました。

まずは、授業というものがどういうものなのかを、現場目線で知るというのが大切だと思っています。

数をこなしながら、教材を作り込みながら、経験値をためていく。

いきなり担任も部活もやりながら授業もというのは、もしかしたら苦しいのかもしれないのでちょうどよかったのかもしれない、と本人も感じているようです。

もちろん、身分や待遇の不安定さはあります。

私学共済への加入も不可能でしょう。

都内の私学であれば、出勤日数や担当する授業数に応じて、非常勤講師でも私学共済への加入をさせてくれている学校もありますね。

しかし、近隣県ではなかなかないと思っています。

理想的には、全部のしごとをやりきって、身分も待遇も安定してなのかもしれませんが、欲張りすぎて潰れてしまっては元も子もないとも思います。

それくらい、今の日本の教職って大変なんだな、とつくづく感じてしまいます。

教え子についてそれ以上に心配しているのは実はその授業についてなんですけれども。

どれくらいのレベルを求められているのかはわかりませんが、決してぶっちぎりの専門ではないのを知っています。

化学の先生が物理を担当するとか、物理の先生が数学も担当するとかそんな感じです。

もちろん、学校の台所事情によってはこういう人事も全然ありうるので、覚悟しなければならないとは思うのですが、いざ実際にやるとキツイ人にとってはかなり厳しいなと思います。

少しセンスが求められる教科の担当なのですが、決してずば抜けたセンスをもっているわけではないと思っています。

どちらかというと生徒だったときも努力型だったので。

内定した学校のレベルを考えても、特に問題はないだろうとは思っているのですが、うまく教員として走り出すことができるように願ってやみません。

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