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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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#高校

高校3年生の受験演習は餌やりに似ている錯覚に陥った件

別に生徒を家畜扱いしているとかそういうことではなくて。 スポーツをやられる方が、食事もトレーニングだという感じで細かく適宜タンパク質を摂取するするのと似ている‥かもしれないという喩えの方が近いのかも知れません。 まぁ、スポーツをする私の知り合いも、食事のことを自分の身体への餌やりと表現をしていたのですが‥笑 どういう観点で言っているかというと、やっぱり栄養摂取のタイミングと、演習問題のタイミングって似ていないか?という観点が1つあると思います。 あとは、もちろん問題演

高校3年生の定期テストは大学入試問題をこだわりながらならべるだけにしている

皆様お疲れ様です。 Twitterでもなんでも、定期テストについてのものが流れてきていますね。 中学・高校以上であれば、作問と採点という作業がどうしてもつきまといます。 もちろん、成績をつける作業も(学期末にかけて)あるわけなんですが。 そのため、教えなければいけない内容と、確認したい内容と、教えている生徒の層と、最終的な成績の分布を考えながら作問しなければなりません。 一方で、大学受験を控えた高校3年生については、日頃の勉強の内容を定着させながら、少しずつでも入試

記述式模試(二次型)と共通テスト模試の復習をしていた生徒(受験生)が漏らした感想

皆様お疲れ様です。 毎年高校3年生を担当していますが、5月のこの時期は、受験勉強をうまく始められている生徒とそうでない生徒の両方がいるように思います。 勉強時間自体は増えてきているものの、やることの多さに絶望したり、それでもやるしかなかったり、やり始めると少しずつ知識も繋がり始めたり‥と。 これの繰り返しで、螺旋状に知識が整理されたり、網目状に結びついたりしていくようにも思います。 そうはいっても、まだまだ抜けや漏れを補強している段階の生徒のほうが(特に現役生は)多い

定期試験を律儀に保存して定期的に解き直している生徒がいた話

皆様お疲れさまです。 1月も今日で終わりということで、ツイッターのタイムラインには「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という表現を度々みかけるようになりました。 確かに、1年間の1/12がもう終わってしまうと思うと早いですね。 また、経験年数がある程度の先生方については、少しずつ年度末の業務もやり始めたというツイートも見かけるようになってきました。 少しずつ初見を書き始めたとか、評価についてとか、定期テストの作問についてとか。 で、今回はこの定期テストについて少

面倒見のいい学校も紙一重

最近の学校学校の役割については昨今は様々なことが言われています。 「なんでも屋」と言われるようになってから久しい感じもします。 最近Twitterで見るようになったのは「託児所」という表現でしょうか。 学校は基本的には学びの場。 これは基礎学力が第一だと考えている人が多いと思いますし、もちろん集団生活を通しての学びもあると思います。 私が公立校で勤務していたのはそこそこ昔の話になってしまいますが、当時でもネグレクト気味のご家庭を始め、様々なトラブルを抱えていたご家庭