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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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2022年10月の記事一覧

授業展開と難易度設定は生徒との綱引き

いつも自分が意識していることを綱引きに喩えて話しますが、実際のところは多くの進学校で行われている話だと思いますし、皆さん苦労されている内容だと思います。 できるだけ効率的に、短時間で、より高度な内容を教えこんでいきたいというのは進学校に限った話ではないかも知れませんが。 とはいえ最近ちょっと感じるのは、担当する生徒が音を上げるハードルが低くなっているような気がすることでしょうか。 これは、生徒の学力レベルが本当に年々下がっているのか、実は読解力が下がっているからなのか、

担当している生徒が「俺、将来、教員になりたいんっすよ‥」と言ってくれたある日の放課後

教員のSNS業界で、時々話題になる系統のネタになってしまうかもしれませんが。 ありがちなのは、生徒に「将来、○○先生みたいな教員になりたいです!」みたいなことを言われて、教員冥利に尽きる、というような流れのような気がしますが、昨今の状況を考えると、別に名指しで自分みたいな教員になりたいと言われなくても嬉しいものですね。 私が、今回これを言われたのは、放課後に廊下ですれ違いながら雑談をしていた時。 自分が担当している高校3年生に「調子はどうだい?」くらいの感じで話しかけた

高校3年生の受験演習は餌やりに似ている錯覚に陥った件

別に生徒を家畜扱いしているとかそういうことではなくて。 スポーツをやられる方が、食事もトレーニングだという感じで細かく適宜タンパク質を摂取するするのと似ている‥かもしれないという喩えの方が近いのかも知れません。 まぁ、スポーツをする私の知り合いも、食事のことを自分の身体への餌やりと表現をしていたのですが‥笑 どういう観点で言っているかというと、やっぱり栄養摂取のタイミングと、演習問題のタイミングって似ていないか?という観点が1つあると思います。 あとは、もちろん問題演