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自分の得意に気付くには(ベックスコーヒーショップ)

 いつも読んでいただきありがとうございます!今回は自分の得意に気付くきっかけについてお伝えします!

※画像はベックスコーヒーショップホームページより引用
ベックスコーヒーショップ (jr-cross.co.jp)

結論


先に言うと

①人には得意・不得意がある
②得意の部分で自分を生かす(不得意部分は一定のレベルまででよい)
③『努力してるね』と言われてもそう感じないところにヒントがある

 ベックスコーヒーショップはご存じでしょうか?JR東日本が親会社で、駅構内や駅のそばにあるお店です。大学時代3年間、ここでアルバイトをしていました。このときに自分の得意と不得意を自覚することができました。

ベックスのキャスト(アルバイト)のポジション

 簡単に当時のベックスコーヒーショップの仕事内容を説明します。

レジ(R)
→オーダーを聞く。オーダーをキャストに伝える。席の込み具合によってオーダーのスピードを調整する。

ドリンカー(D)
→オーダーをもとにドリンクをつくる。カプチーノなどは美しくつくるために技術が必要(ミルクを泡立てるにはスキルが必要)。季節限定商品などはつくり方を覚えるため少々大変。また、氷やドリンクに必要な材料の補充をする。

プロダクター(P) 名前が曖昧です・・・
→オーダーをもとにサンドイッチをつくる。トーストなどはパンにバターをぬる。既定の量を守って美しくサンドイッチをつくる。サンドイッチの材料の補充などを行う。

ウォッシャー(W)
→下げ台からお客さんが片付けたグラスや皿の回収。お客さんの机やいすの拭き上げ。使用した食器類を食洗器に入れる。その後に元の場所に戻す。

マネージャー(M)
→それぞれのポジションの状況を見て、補助に入る。さらに、新しいバイトのトレーニングをする。ポジションの振り分けを行う。

得意・不得意

 私の不得意は、プロダクター(P)でした。まずバターを食パンにバターナイフ3タッチで全て塗り切らなければならないのですが、ずっとできませんでした・・・。結局何回もバターナイフを駆使してバターを塗っていました。そして、サンドイッチも形にはなるのですが、それがまあ美しくない。ごめんなさい!

 当時ベックスコーヒーショップには、キャストオペレーション大会というものがありました。これは、ホスピタリティあふれる接客、美しい商品を提供するキャストを表彰するコンテストです。
 当然ですが、私は1回も声がかかりませんでした笑(接客はちゃんとしてました!)。

 私の得意は、マネージャー(M)でした。当日の天候や近隣のイベントをもとにしながら、材料の準備量を調整する。込み具合を予想して、キャストのポジションを振り分ける。例えばすいている時間に、経験の浅いキャストに様々なポジションを振り分ける。混む時間帯には、キャストそれぞれの得意ポジションを振るなどです。全体を見ながら適材適所を振るのが好きだったんです。

 もちろん、それぞれのポジションもやっていましたが、バイトが1年過ぎてからマネージャー(M)業務をメインに行うようになっていました。それからの方が、バイトの楽しさややりがいを感じるようになりました。

 おそらくですが、ずっとポジションに特化したキャストをやっていたら、面白さは半減していたと思います。ベックスコーヒーショップのバイト通して、全体を俯瞰しながら人を生かす仕事が、得意分野であるということに気付きました。現在の教頭・副校長になったきっかけを考えてみると、ベックスコーヒーショップのバイト経験があったからかもしれません。

努力を努力と思わない分野が得意

 『努力してるね』と言われたとき、自分では努力してるとも思わなかったことはありませんか?この分野に自身の道のヒントが隠されているはずです。

 世界的にも有名なプロゲーマーの梅原大吾さんは、小さい頃から格ゲーにはまり、それをずっと続けていった結果、今の仕事にいきついています。

※面白い記事があったのでリンクをはっておきます。
100%真面目にやらないことで、高みを目指せる。プロゲーマー梅原大吾の「成長論」|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

 このように、努力を努力と思わない分野に自分のよさが生かされるヒントが隠されているのではないでしょうか?小さなことでもよいです。人と話すのが好き、読書が好き、スポーツが好きなど自分の好きなことを書きだしてみるとよいです。それを生かすチャンスを深掘りしていくと意外な発見があるはずです。ぜひ取り組んでみてください。

最後に

 今回は私の得意・不得意と努力を努力と思わない分野について書きました。

 最後にお伝えしたいことは、まずやってみようです。サントリーグループ創業者・鳥井信治郎氏は『やってみなはれ。やらなわかりまへんで。』という名言を残しました。
「やってみなはれ」「成せば成る」…心機一転の春、動画でふれる珠玉の名言<1> : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 やってみてから、気付く自分の得意もあるはずです。やらない後悔よりやる後悔の方が学びは多いです。ぜひ、自分のやってみたいことに一歩足を踏み出してもらいたいです。



   


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