【パニック障害記⑨】初めて婦人科に行ったら新たな病気発覚
パニック障害になって12週目の記録です。
いろいろあったので婦人科編と精神科編に分けます。
せっかく合計8日のお盆休みがあったのに、検索で時間を溶かしました。。
最初は調べるのも大事よ…と自分に言い聞かせます。
noteは3〜4年くらい書いていますが、体験談はnoteで検索すると見つけやすいと気づいて、いろんな人のnoteを読ませていただきました。
ずっと行ってみたかった婦人科
学生時代からずっとPMS、PMDDには悩まされていました。
しかし、一度も婦人科に行ったことはなく、今回が初めてになります。
PMS、PMDDは毎回症状が違います。便秘やガスだまりが辛い時もあれば、何年か前はとにかく涙が出るということがありました。今は不安感やほてりが気になります。
また、漢方も専門にしているので、不眠や不安症について漢方をもらえたらいいなと考えていました。
徒歩3分だったのですが、不安で抗不安薬を1/4錠飲んで行きました。
待合室で40分くらい待ち、人が隣に座っていたのもあってそわそわがありました。
だんだん慣れてきました。
先生はよさそう(男性)で、看護師さんが寄り添った言葉がけをくださり安心できました。
漢方の選定のために、横になり、お腹を触られた時に「熱いね。卵巣かな?」と言われました。
卵巣らへんを触られたのですが、特に痛みや違和感はありません。
超音波検査をするとのことでした。初めて中に入れての検査をしました。
緊張したのですが、痛みはなくよかったです。
子宮はきれい、右の卵巣問題なし。
しかし、左の卵巣が腫れているとのことでした。5センチとのこと。
あとで説明を聞いたのですが、卵巣に腫瘍があるとのことでした。
捻転と言って、ねじれるとめちゃくちゃ痛く、救急車を読んで緊急手術になることを聞きました。
放っておいてもなくなることはなく、手術で取るしかないことも聞きました。
とにかく「怖い」というのが感想でした。
今まで全く自覚症状がなかったのに、なんか痛い気がしてきました(気のせい)。
とにかく調べまくる読みまくる
家に帰ってからはずっと卵巣嚢腫や手術の体験記についてYouTube、note、Instagramで検索して読みました。
知っているYouTuberさんが数人、卵巣嚢腫で手術を受けていたことを知って、結構よくある病気なのだなとびっくりしました。
知ったことで安心できた部分もあるし、不安になった部分もあるしという感じです。
まだ「たまたま一時的に腫れていた」可能性もなくはないですし、大きさ的にすぐ手術でもないので今からいろいろ考える必要もないですが。。
手術は50代とかまだ先の話と思っていましたが、そうそうできる体験ではないので人生経験としていいかもしれない(あとパニック障害克服のきっかけになるかも)と肯定的に思ったり、でも全身麻酔もろもろが怖いと思ったり、いろいろ感情が揺れ動きました。
ただこの時は手術よりも、捻転が怖くて、運動を控えたり、寝返りを打たないようにしたり、とにかく体を安静にしまくっていました。
一人暮らしなので、救急車の呼び方、住所の伝え方、オートロックについてとか調べて、いろいろシミュレーションしたりしていました。
手術の体験記を見ても、旦那さんがいたり、実家が近いなど家族がいる人がほとんどで羨ましく思いました。
一人であることも不安でした。婚活とかこれからの生き方、住む場所、老後のことまでわーっと考えてしまいました。
何もかも手につかなくて、鬱々とした状態で日課の散歩をするも、卵巣嚢腫のことやこれからの人生ばかり考えるという感じでした。
早期発見はよかったのだろうか。準備はできるけど、こんなに不安なら知らない方が良かったんじゃないかとも思いました。
盲腸とか心臓とか脳だって、いつ誰に起こるか分からないんだし。
パニック障害に限らず、誰でも不安になるものだと分かりますが、パニック障害持ちで乗り越えられるのか?と不安でした。
(パニック障害持ちで手術をした体験記は少ないです。出産とかはありますが)
パニック障害も辛いですが、パニック障害だけだったらまだよかったのに、なんでこんなにいくつも病気になるの…という感じでした。
これじゃ生きていけんと思って気を紛らわせる
3日くらいして、ずっとこんなこと考えていたら心がもたないわ!と思いました。
何を考えても1日は過ぎるし、卵巣の状態が変わるわけでもない。
だったら、気持ちが暗くなるようなことを考えるより、何か集中できることをして気を紛らわせて、少しでも気分のいい時間を長くした方がいいと思いました。
最初はやはりやる気が出なかったですが、始めてみると、少しずつ目の前のことに集中できるようになりました。
とはいえ、好奇心で病気のことを検索してしまうのはまだありました。
処方された漢方
婦人科では、柴胡加竜骨牡蛎湯と加味逍遙散を処方してもらいました。
加味逍遙散は市販で買って、たまに飲んでいたこともあります。
柴胡加竜骨牡蛎湯は試してみたかったので嬉しかったです。
しかし、2日目の午後から下痢をするようになりました。
最初はいろいろ不安や緊張を抱えているから精神的なものと考えていました。
しかし、緊張感が少し減っても下痢は続き、漢方の副作用?合っていないのかなと思いました。
加味逍遙散が下痢が出ると見たのでやめてみました。
(加味逍遙散は味があまり好きでなかったのと、前に飲んでもあまり効いている感じがなかったので)
それでも下痢は続きました。
食事の問題かなと加工品だけにしてみましたが変わらず。。
下痢も5日以上続くとさすがに不安でした。
ずっと下痢のため再診
ずっとこの漢方を飲み続けていいのか不安だったので婦人科を再診しました。
さすがに下痢が長く続いているねということと、今も飲んでいる柴胡加竜骨牡蛎湯が合わないのかもという話でした。
特に不安感も良くなっている感じはありませんでした。
まぁそれは卵巣嚢腫の不安があったからですが。。
前回の検査から1週間しか経っていないですが、再度診てもらいました。
「やはりあるね」ということで、大きい病院でMRIなど検査をすべく、紹介状をいただきました。
幸いその大きな病院は徒歩20分少々のところにあり、手術件数も多く婦人科の評判もよいです。
ただ、8月から体調不良で徒歩10分もしんどかった私にとっては、徒歩20分少々は遠い距離でした。
検査のために何度か通うのに不安な気持ちでした。
さいごに
不安でいっぱいなのですが、パニック障害に限らずみんな、手術は不安に思うものです。
初めてならなおさらだし、2回目だとしても最初の記憶がよくないものだったら不安ですよね。
手術以外にも、いつ捻転するか分からない爆弾を常に抱えている状態というのはストレスです。
パニック障害で手術を受けられた方の体験記がほとんど見つからなくて、もし経験がある方、これから経験する方はコメントいただけたら嬉しく思います。
もし私が経験することがあれば、noteに書いていきたいと思います。
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