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活動まとめ 6月14日-6月20日

岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
令和5年7月に夫婦で広島から移住し、自伐型林業×複業というテーマで活動しています。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。

林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。

この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。

それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓


チェーンソーのメンテナンスなど

6月14日
京津畑集落の作業道入り口に、伐倒した木を置いておく土場を作る予定でしたが、協力隊3名の意思がうまく共有できていない事が分かり、延期にする事になりました。
協力隊となりもうすぐ1年。お互い慣れてきた事もあり、コミュニケーション不足が少しずつ出てきているように感じます。やはり、丁寧に言葉に出していく事が大切なのではないかと感じました。
予定変更になったので、丸谷夫婦は借家に戻りチェーンソーの掃除をした後、畑の整備や事務仕事をしました。

事務作業

6月16日
前日とこの日の午前中はお休みで集落の生産組合の草刈りに参加しました。
午後は、溜まった事務作業をしました。今年も半年経つので、そろそろ個人事業主の前半まとめもしなくてはなりません。

オーダー家具屋さん訪問

6月17日
昨年の秋、creemaという、作家さんの商品が集まったサイトで「岩手」をキーワードに検索していたところ、同じ一関市でオーダー家具を営まれる方に出会いました。
その頃はまだ本格的に山に入れていなかったので、いつかお会いしたい事をお伝えしていたのですが、やっと伺う事ができました。
オーダー家具森のくまさん。
家具を作られる、という内容も興味がありましたし、こ
れから自分たちが伐倒した木をどのように売っていくのか、どのような需要があるのか…など、ご自身の事に限らず色々な方の視点から話してくださいました。
やはり、丸太をそのまま売るだけでは価格が低くなってしまうので、何かしら加工を施して価値を付けるのが良いようです。
家具以外にも色々と作られていて、特にあの有名など◯でもドアまで手がけられているのは驚きました。
アイデアの溢れる素敵な方でした。
お忙しいのに、丁寧に対応くださりありがとうございました!とても勉強になりました。

工房横の作業小屋の前にて。オーダー家具森のくまさんこと熊谷収さん(左)と主人

フキの収穫と販売


家に戻ってから、庭に自生しているフキを刈り取りました。集落の商店さんが買い取ってくださると聞いて、協力したいのと経験もしてみたいのと両方の理由からです。
刈り取るのは割とすぐでしたが、茎が太いのを選別して葉を落とし、揃えて紐で括る…という工程は楽ではありません。何とか指定の3kg以上が集まり、商店さんへ持って行きました。
自分で刈り取ったフキが収入に変わる瞬間、何とも言えない喜びを感じました。今年はフキが不作だそうです。それが、すぐに収入の減少に繋がるのですね。厳しいですが、食べているエンドユーザーの方にも思いを巡らせて欲しいなと感じました。

自生したフキ
3kgごとに紐でまとめます。と言ってもギリギリ1束に到達でしたが

借家の改修相談

6月18日
昨年は、まず「厳しい冬を暖かくして乗り切る」という事に重きを置いて、限られた期間の中で二部屋を断熱改修しました。
今年は、もっと快適に過ごせるように以下の箇所の改修計画を立ててみました。

・浴室のカビだらけの壁
・脱衣所の、ユパユパした床の張り替えと、床下のカビ・湿気対策
・北側和室の床下の湿気対策
・北側屋根の倒壊部分補修

これらを、どのような手順で進めていけば良いのか、自分たちでどこまでできて、どこを職人さんにしてもらえば良いのかを、全体的に相談できる方を探していました。

先週の記事で書いたみはらしカフェtent.さんに紹介していただいた佐藤工夢店の取締役常務と工事管理の方がさっそく現場を見に来てくださいました。
一つ一つの場所で丁寧に聞き取りと調査をしながら、私たちの希望の形を気付かせ導いてくださいました。
その結果、屋根は職人さんに見ていただく事になり、その他床や壁はお勧めの道具や工程を教えてくださり、自分たちでやってみる事になりました。
進むべき道が分かり、やるべき事も決まり、頭がクリアになりました。
ありがとうございました!

大破した屋根にしばし言葉を失われるお二人。
さすがにこれは素人では難しいようでした

作業道作り

6月19日
半日ほど休みを取り集落の生産組合の草刈りに参加した後、午後から夫婦二人で集落の山の作業道作りをしました。
しばらく入らない間に加藤隊員と前年度の研修生の方が作業を進めてくださっていましたが、今までとは違った土質になっていて驚きました。

土に混じり大きな石がたくさん出てきていました
こんな大きいのもゴロゴロあります

軽トラだと石の凸凹で通り辛いので、できる限り道を均していきました。

大分、なだらかになりました

引き続き、作業道作り

6月20日
私たち夫婦と前年度の研修生の方が1名加わり、前日の作業道作りの続きをしました。
前回加藤隊員と研修生の方が作り進めた作業道の先頭近辺はかなり大きな石が多く、今まで習った方法では土も足りないため、埋め戻しながら道の先の土を取って道を均しました。
この辺りは異常に石が多く、もしかすると昔畑や田んぼを近くに作った際によけた石を埋めてあるのでは…という予測を立てました。
マニュアル通りには全然進まない、作業道作り。
その土地によって地形も土質も異なります。
次回また橋本光治先生が来てくださるまでは、試行錯誤しながら進めていきます。

石垣が築けそうな石たち

均し終わった後は、伐倒された木に虫が入って傷まないように、皮を剥きました。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓
https://note.com/kyotuhata_m

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