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【彼の胃袋をつかむ】ていねいに書く雑文~その124~20220929

【彼の胃袋をつかむ】

アプローチしている男性、もしくはお付き合いをしている男性に対して手料理をつくり、彼の気持ちを引き寄せることを「彼の胃袋をつかむ」なんて風にいいますね。

ジェンダーレスというのか、ジェンダーフリーというのか、そういういわゆる「女らしさ」みたいな表現にちょっと違和感を覚えるようになってきました。

男女に違いがあるのは当たり前。体つきも違うし。正座とか大丈夫なのもすごい。

ただ、料理は違うだろと思うのですよ。「女性だから料理できるっしょ?」的な雰囲気は、女性側も望んでいないのではないでしょうか。お裁縫もそうかな。

男だからできるのは力仕事ぐらいなもんで。編み物好きのおじさんがいてもいいわけです。

話を展開して「彼の胃袋をつかむ」というとき、なぜか「肉じゃが」が出てくる。たしかに、煮物は炒め物よりも「料理」って感じが強いとは思う。

でも肉じゃがが好きになるのは酒を飲むオッサンになってからであって。若者は晩御飯のメインが肉じゃがだったらちょっと残念な気持ちになりますよと。おじさん狙いならいいけど。若い人なら肉じゃがよりカレーの方が好きでしょう。カツカレー。ちなみにアラフォーのわたしも肉じゃがよりカツカレーが好きです。

わたしの世界は狭く、一般的なニュースとTwitterぐらいの情報しかないんだけど、世の中の男は育児も家事もあまりしない人が多いみたい。これは偏りがあるかもしれんけど。育児についてはさっぱり分からないので「何も言えねぇ状態」なんですが、家事もやってみると悪くないもんですよ。

わたしはそんなに家事が嫌いじゃないですが、家にいる時間が長い=家事担当ってのはなかなか極論だなと思うわけです。専業主婦や主夫ならともかく、家でも働いている場合は特に。

仮に実質フルタイムぐらいに家で働いているなら、外で働くパートナーとの違いは通勤時間ぐらいしかないわけで。ざっくり言うと、相手の通勤時間が往復2時間なら、相手が帰ってくるまでにMAXでも2時間分の家事しかできないことになります。相手が電車でボケっとスマホポチポチリラックスしている間に、家の仕事をしろということになるのよね。それって求めすぎな気がしなくもない。

2時間あるといろいろできそうだけど、そうでもない。サボっていなくても。スーパーに行ったら近場でも30分から1時間は「買って帰ってくるだけ」で消費しますからね。そのへんのことが理解されていないような気がする。

自分も以前は分からなかったけど、「帰ってきたらご飯が用意されている」ってのは、かなりスゴイ。高等技術。作ってもらう側は、口が裂けても「ご飯まだできてないの?」「え?今日何してたの?」なんて言ってはいけない。

まぁヨソの家庭のことは何とも言えんし、事情もいろいろあるだろうと思う。我が家と周りの仲良しさんの家庭が平和ならそれでよい。


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