【旅好きの移動苦手】ていねいに書く雑文~その250~20230320
【旅好きの移動苦手】
拠点を移しながら仕事をするライターさんのnoteを見て、すげぇなと思った話。
わたしも学生時代は、青春18切符なんかを使って貧乏旅行をしてました。寝袋と銀マットを担いで。それは大学のサークルでやってたんですけど。現地集合で。
まぁ、現地につけば楽しいんですけど、なんというか「移動がマジでしんどい」んですよ。18切符ってのは特急乗れませんからね。
大体、旅好きの人は移動する過程も楽しみますよね。車窓からの風景とか。
まぁ、わたしはそういうのほとんど興味なくてですね。というのも、海沿いの町の出身なもんで、線路の向こうが海なんてのもザラでして。別に、風景に大した感動を覚えられないんですよね。富士山でも見れれば別でしょうけど。
拠点を移しながら、旅をしながらの、いわゆるノマドな生活には、フリーランスなら誰しも一度は憧れるところだと思うんです。でも、実際やるとハードだろうなと、18切符でしんどい思いをしてきた人間からすると思うわけです。
いやいや、たしかに移動なんて「電車に乗ってりゃ着く」んですよ。でもそれにも限度がありましてね。静岡県なんて横長だから、静岡の東端の熱海から愛知の東端の豊橋まで行くのに3時間以上かかるんですから。しかもなぜか快速とかないし。全然進んでる感がないんですよね。
マジで、ジョンレノンのイマジン並みに「想像してごらん。何も変わらない景色の連続を」「想像してごらん。ずっと座れなかったときのしんどさを」って感じなんですよ。
まぁ、好きな人はそういう時間も好きなのかもしれませんけど。
今でさえ、新幹線でこだまを好んで乗ったりしてますけど、そりゃ、椅子が快適だからであって。ついでにいえば酒もスマホもあるからであるわけです。
小説でも読んでりゃよかったんでしょうけど、なぜかそういう気分にならなかったんですよね。謎のしんどさに耐え忍んでいました。
まぁ、何が言いたいのかというと旅するライターさんは「絶対楽しいだけじゃないよな」というところ。最低限の荷物で移動するわけなんで、服もワンパターンになりがちでしょうし、冬は上着が重いだろうし。
拠点を移しながらの生活は「うん、楽しそう。でも、大変そう。」そんな風にいつも思うわけです。
なんとなく憧れはするものの「じゃあ独り身だったらやるか?」と言われれば、やらないでしょうね。簡単なものじゃないと、思います。
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