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【寝る前だけ考えられる】ていねいに書く雑文⑲20220616

【寝る前だけ考えられる】

基本的に手持ち無沙汰が苦手なわたし。信号待ちでさえ、何かしようとしてしまう。そんな性格だから一番苦手なのは「ボーッとすること」だ。

ゆっくりダラダラするのは好きだが、無心でボーッとしていられない。窓からの景色をずっと見てるというのも特に好みではないので、新幹線は通路側が好きだ。

無心でいられないクセに考えごとをするのも苦手。よく「考えごとをするのが好き」なんていう人がいるが本当にうらやましい。だって、生きていくためには割と本気で考えなきゃいけないシーンは意外と多いから。

わたしの主な仕事時間は昼過ぎから17時までと、翌0時から4時5時あたりとなっている。夕食後は意外とそれほどダラダラせずに、仮眠をとる。とっくに夜になっているけどお昼寝気分だ。

正直に言うとわたしには仮眠をとる正当性はない。夕食で心もお腹も満たされた幸せな気持ちから、仕事モードにすぐ切り替えられないから「仮眠」とかそれっぽいことを言っているだけだ。

仕事が終わってから寝るのならいわゆる「寝落ち」でもいいが、仮眠ならそうはいかない。きちんと起きなきゃいけないし、起きてから仕事をがんばれるように寝なきゃいけない。

寝つきは悪い方ではないけれど、夜の21時ころにすぐに寝られるほど眠気はたまっていない。だからいつも眠り始めるまでは少し時間がかかる。

目を閉じたら何もできないけれど、寝るためには目をつむっていなくてはならない。これは、いくらわたしがボーッとしていられない性質だとしても避けては通れないことだ。

眠くないけど寝るために目を閉じる。だけどすぐには寝られない。しかし、これらの要素が重なるというお膳立てがそろってようやく、わたしは眠りにつくまでの時間、手持ち無沙汰が苦手の気を出さずに「考えごと」ができる。

考えごとといっても、目を閉じている以上、メモをしたり、何かを調べたりはできない。だから大したことはできない。何か画期的な気づきをすることもない。せいぜい起きてからの仕事の順序や、明日の予定、noteのネタ、梅雨だからどっかで買いだめしとかないととか、そんなことを考える程度。それを考えている間にいつの間にか寝ている。

正直なところ、眠りにつくまでの考えごとタイムに大した生産性はない。考えたことがそれほど頭の中に残るわけでもない。しかし、頭の中が整理されるのか、意外と目が覚めてからの仕事がはかどる。そんな気がしている。

noteを書くという習慣も良い影響を生んでいて、その日の終わりにnoteを書きためておくことが、なんだかごほうびのようになっている。書くのがごほうびなんて、正直ちょっと気持ち悪いけれど。

仕事の効率を考えると、こういった1日の流れは最適解とは言えないだろう。でもわたしは割と気に入っている。今日もなんか考えよう。






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