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【分からないけど理解する】ていねいに書く雑文~その38~20220705

【分からないけど理解する】
分からないけど理解する。理解できないけど分かろうとする。人との付き合い方はこれが大事なのかなと思う。

どんなに仲がいい友人や家族でも、「いやいやそれは違うでしょ」とか「こうした方がいいんじゃない?」と思う場面がある。

道徳的なことなら譲れない場合もあるだろうけど、基本的には「あの人はわたしとは違う。そういうものなんだな」と考えるようにしている。

なんというか、ショートケーキのイチゴを先に食べるか最後に食べるかみたいなもんだと思う。イチゴを最初に食べる人は、何を言っても最初に食べるだろう。それと似た感じ。そこで「いやいや、最後に食べるべき」なんて言うやつはいない。たぶん。

わたしが「分からないけど理解しよう」と思えるのは、ある程度近い距離にいる人だ。遠い人や合わない人について理解しようとは、正直思わない。

近い人は大事な人。だからと言って、なんでもかんでも肯定はできない。価値観がまったく同じなんてことはないんだから。育ってきた環境が違うなら、多少のすれ違いは否めない。

しかし、近いから否定はしたくない。理解を示し、自分は味方だと知らせたい。そこで「分からないけど理解する」「理解できないけど分かろうとする」が重要になる気がしている。

あなたとわたしはこの点で考え方が違う。でも、あなたの考えは否定しない。そういうタイプなんだと思うようにする。だから変えようとはしない。そんな感じ。

この方法が最善なのかは分からない。そもそも人見知りでコミュニケ―ション下手だし。

でも、こうすることで、より深い話ができるようになった気がしなくもない。わたしには合っていると思う。

どうでもいいけど、わたしは好きなものは最後に食べる派。三角食べなんてしない。イチゴは別に好きじゃないので先に食べる。

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