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【メディア表現学部の産学連携授業】ヘルスケアについての提案を聴いたら、全部に興味ありでした

こんにちは、広報グループMです。
7月末の月曜日、メディア表現学部の学生が、産学連携プロジェクト先の企業に向けてプレゼンを行うと聞いて、見学に行きました。

2年生の必修科目「基礎実習」では、オムロンヘルスケア株式会社(以下、オムロンさんと呼びます)とのPBL型の産学連携授業が行われており、オムロンさんから出された課題を踏まえて、ヘルスケアやデジタルサービスの企画提案が行われていたのです。
オムロンさんからは、代表取締役社長の荻野様をはじめ、役員や担当社員の方々に来校いただき、新サービスや商品、アプリケーション企画について講評をいただきました。

最初は「ヘルスケアサービス」と聞いてもあまりピンと来ていなかったのですが、学生が提案する「肩こり解消」「筋トレの継続実現」「姿勢改善」等の新商品やサービスの企画について、「それは興味ある!」「それも最近気になってた!」「それは欲しい!」と、ほぼすべてのプレゼンテーションに対して頷きまくり、全7組の発表を前のめりで聴きました。

会場は黎明館L201。最前列にオムロンの皆さん

ひとつめのプレゼンは、若い女性の肩こり解消を目指し、マッサージと音楽で頭痛や肩こりを軽減させるグッズの提案。オムロンさんからは「生活に溶け込ませて使い続ける工夫がよい」「メーカー目線が強いので、ユーザー側にも立ってほしい」との講評が。

続いて、高血圧解消のために足湯ができるサードプレイスの提案。銭湯や大浴場が好きな私は、その場所をイメージしただけで穏やかな気持ちになって血圧が下がりそうでした。医学文献やアンケートに基づいていること、収益性を検討していることも評価されていました。プレゼンテーション用スライドのイラストが可愛かったです。

3番目は、筋トレを継続するために「筋トレ×マッチング」を組み合わせたアプリの企画。筋トレはひとりより仲間と行う方が効果的で、競争意識も醸成されモチベーションが継続されるとのこと。

筋トレ×マッチングのアプリ「ペアトレ」は説得力がありました

これは需要がありそうです。私も同じくらいの年齢・身長・体重の人とトレーニングを共有してみたい。「数値データ以外に情緒的情報があれば、よりマッチングがうまくいくのでは」というコメントに、なるほど~と感心しました。

4番目は、ダイエットを継続するためのアプリ「ナレルーノ」。理想の人を選択してアンバサダーとして設定し、体組成計による目標を設定できます。(例に出されたのが菜々緒さんだったので、目標高っ!てなりました)

企画に真剣に向き合っていただいていることが分かるコメントが多かったです

5番目は、睡眠リズムを整えてQOL向上をはかるアプリ「フトン娘」。夜更かしの要因であるSNSやゲームを、解決にも使うという逆転発想がすごい。このチームのプレゼンは、学生自身の生の言葉で話している印象を受けてとても感じが良かったです。

合評シート

6番目は、家族間でのコミュニケーションによって健康改善を目指して、オムロンの既存のアプリと連携したLINEの企画。オムロンBotが色んな質問に答えてくれるし、家族のグループラインにもBotが加わって入ってくれます。企画への自信と楽しさが感じられるプレゼンテーションでした。「実現できたらYahoo!ニュースになると思う」というコメントも良かったです。
講評では「すでに存在する家族のグループラインに溶け込ませることで効果的継続が見込まれる」と述べられていました。

企画内容に自信ありげなプレゼンは聴いていて楽しい
スライドも重要だなと改めて思いました

7番目は、姿勢改善製品。すでにストレートネックだと診断されたことがある私は、話を聞きながら思わず姿勢を正しました。ベルトというと、姿勢を物理的に矯正するものを想像しがちですが、ベルトに内蔵されたセンサーが頭部の位置を感知して、姿勢が悪くなったらスマホに通知してくれるというものです。これは欲しい。でも絶え間なく通知が来てしまいそう…。
講評では「姿勢悪化についてのリスクをしっかり説明しつつ、後半は前向きにソリューションを提案しているプレゼンが効果的」とプレゼンの構成についても評価されていました。

ベルトの名前は「姿生活」です

予定時間より少しだけはやく7組のプレゼンが終わったあと、富樫佳織先生の高速のミニ講義(コトラー・マーケティングや、今後のビッグデータの活用の仕方について)があって、すごく得した気分になりました。

オムロンさんからの講評では、「着眼点が新しい」「発想が自由で良い」といった評価や、「ユーザーの声をもっと調査して活かしてほしい」「過去の類似商品について調査してほしい」等のアドバイスがあって、一緒にふむふむと聞いていました。
最後にオムロンの荻野社長から総評が。「皆さんのプレゼンテーションを聞いて、“健康”という言葉の定義についても、家族観についても、変化し続けていることを改めて感じ、凝り固まっていたなと反省させられました」と。
「“あったらいいな”と思うような企画提案が多くありましたが、“あったらいいな”と“これは欲しい”の違いについて議論を続けてもらえたら嬉しいです。学生の皆さんには、これからも自由な発想を持ち続けてくれることを期待します」と述べられました。

オムロンヘルスケア株式会社の荻野社長

〈あったらいいな〉と〈これは欲しい〉の違い。確かにそこには一線がありそうです。
プレゼンを聴きながら、多分に自分自身の健康状況や生活について色々と考えを巡らせてしまいました。2コマ3時間、最後まで飽きることなく。聞き手に自分ごととして考えさせるプレゼンって、すごくいいプレゼンなのでは、と思いました。(ヘルスケアサービスが必要なお年頃というだけかもしれませんが)

今回、メディア表現学部1期生のプレゼンテーションを1年ぶりに聞いて、(ちょうど1年前にも企画発表におじゃましたんです)その成長っぷりに感動したのでした。また1年後に参加するのが楽しみです!

おわり。