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[待ってました!今季初勝利!]第3節 川崎フロンターレ vs 京都サンガ


試合情報


大体勝つ時のスタッツ 支配率35%


マッチサマリ

▼前半

▼入り

京都サンガ
 前節の湘南戦からスタメンが三竿、松田、平賀の3人が変わっており、中盤とディフェンスの繋ぎの部分で松田にかかる期待は大きいものであった。
ピッチコンディションも良かったが、試合開始直後から京都が守る側に強風が吹いており、ディフェンスの処理が難しい入りとなった。
川崎フロンターレ
 前節のジュビロ戦の大量失点の反省を活かしたのか、センターバックに高さと安定感のある大南と丸山が入った。右サイドバックには、今年のオフに海外移籍した山根視来の後継者として期待されている、橘田がスタメンで名を連ねていたが、デフェンスの時はサイドバックだが、攻撃時には脇坂と2ボランチの様な形で可変式を採用していた。
昨年同様、スペースを見つけると必ず発動するフォーメーションマルシーニョは健在で福田慎之助とのマッチアップが見応えがあった。

▼5分 (京都サンガ)豊川決定機!

▼6分 (京都サンガ)川崎のゴールで先制!?

セットプレー崩れから豊川のボレーに反応した原がキープしフリーの川崎へ。ただ原の腕でキープした事でハンドになり、得点取り消し。 サンガのセットプレーが強いのか?セカンドボールの反応が早いのか?ここは人によって判断分かれそうだが、可能性を感じたシーンだった。

▼10〜20分 (京都サンガ)原ボール収まりチャンスに

▼17分 (川崎フロンターレ)山田(新)足速い!3人置き去りにし、えぐいミドル!

現地で観戦していましたが、鬼木監督が決定力に欠ける山田新を起用している理由が一回で理解出来たシーンでした。画面上だけだと理解出来ない、「推進力」「パワー」「フィジカル」の3つを兼ね備えたスーパーな選手です。(京都来てくれないかな…)
アピが剥がされた時はヒヤッとしましたが、麻田とアピのコンビが粘り強い守備で何とか凌いだシーンでした。

▼24分 (川崎フロンターレ)山田(新)決定機!

▼20〜40分 (川崎フロンターレ)得意のパスワークに翻弄し、決定機を作り出し得点の匂いがしていた時間帯

なんでこんなにパス回るんだろうと思うくらい、「ピタッと」「スピード絶妙」なパスをポンポンと回していた時間帯だった、是非京都サンガも参考にして欲しいインテンシティの高さであった。素人目に見てもボールを保持している時の落ち着きを見せていた。逆に言うと、この時間帯に得点が欲しかった所だろう。
ただ、ここで唯一穴になっていたのが、キーパーの上福元だった、バックパスの度にサポーターのため息が聞こえていたし、実際危なっかしいパスが多かった。京都サポからすると、京都のサッカーをやっていてるとそれは繋ぐサッカーに馴染むのは難しいよなとも・・

▼43分 (川崎フロンターレ)戦術マルシーニョ発動!

▼後半

▼45分 (京都サンガ)平賀→マルコテューリオ 交代

▼45〜55分 (京都サンガ)あれ?セカンドボールやたら取れるじゃん!

ピッチコンディション的に京都側にアドバンテージがあったのは事実だが、今日の試合のポイントだっただろう、原が一列下りてきてボールを収めて繋に徹していた(ほぼボランチの位置まで下りていた)のが完全にハマっていた。京都の悪い部分である中盤と前線が距離が空いてしまい、原、豊川が孤立してしまっていたが、この時間帯は松田、金子、豊川、マルコトゥーリオ、原の距離感が良く、繋ぎの部分で主導権を握っていた。

▼55分 (川崎フロンターレ)瀬古のミドルで決定機

ここは要改善ポイントだろう、川崎颯太が剥がされたスペースを使われたシーン。対人で守備をしてくる京都に対して、相手チーム1枚剥がしたタイミングでミドルを狙ってくる。ボールウォッチャーになっている事もあり、セカンドボールの反応も遅れる事で簡単に失点に繋がってしまうシーンが幾度もなく見られるので、改善して欲しい所だ。

▼58分 (川崎フロンターレ)瀬古のセットプレーから丸山が合わせて先制!?

ライン高いな〜と思いながら見ていましたが、やはり裏を使われて先制かと・・ありがたく、丸山が鈍足だった事もあり、オフサイドトラップに掛かってくれた。

▼65分 (京都サンガ) 川崎のプッシュで京都先制! 京都サンガ1-0川崎フロンターレ

この前のプレーで福田のクロスに川崎フロンターレの山本悠樹がクリアミス。相手の流れになっていた時にこういう小さなミスが流れを一気に変えてしまうのを象徴するプレーとなった。
前述にも記載している通り、セットプレーのこぼれ球からの決定機が多いのが京都の特徴であり、ボランチの川崎颯太がよくここまで上がっていたと思うが、点が入れば何でもOK!ナイスゴール!

▼66分〜80分 どちらとも言えない、中盤の攻防が続く

先制した勢いそのままに、京都の前線からの守備がハマっていた時間帯と言えよう、三竿と交代した佐藤響が家長をシャットアウト出来ていたのではないか。一回剥がされてフリーでクロスを上げられたシーンはあったものの京都の時間帯だった。
川崎フロンターレとしては、攻撃の圧力をかけていたものの、ゴール前に人数が足りておらず良いクロスを入れても決定機とまではいかなかった。個人的にはマルシーニョをスタメンで使った弊害なのか、後半は一気に存在感が消えており、変わった遠野も火力は高かったものの得点までは繋がっていなかった。
ここを守りきれた京都を褒めるべきだ。

▼86分 (川崎フロンターレ)ゴミス同点弾!?

ここは意見が分かれる所だろうが、最終的には遠野のオフサイドで得点取り消し。ゴミスが入ってから3-5-2に変えて、大南のフリーで上げたクロスがペナルティ内で混戦を生み最終的にはゴミスが押し込んだシーンだ。
ポイントとしては2つあり、橘田のハンド?遠野のオフサイド?のどちらかだろうと思っていたが、VARが最終的に取ったのは遠野のオフサイドだった。ここは相手に救われた形となった・・

▼試合終了 京都サンガ1-0川崎フロンターレ

オフサイドとなってからは、明らかに川崎フロンターレのプレーの質が落ちてしまい、雑なプレーの応酬で試合終了。

▼総評

昨年11月の川崎戦も3-3のドローで連敗を止めていただけに、ポゼッションサッカーを貫くチームには相性が良い事を証明した試合となった。
現地で観戦していた身としては、よく勝ったな〜が本音であり、まだまだ課題が多い試合となった且つ審判に助けられたな〜と思う所だ。
データ上から見ても、圧倒的に川崎に支配されており、耐え続けて何とか勝った!実際にサイドバックの福田、三竿、交代で出た佐藤響が耐えられなければ何点取られた事だろう。
次節はホームに戻って横浜Fマリノス戦、昨年最終節の再現し連勝を期待したい所だ。

Point

①金子よく退場にならなかったな。

主審が神だっただけで、イエロー貰った後も危ないシーンが何回もあった。
中盤の強度を落とせないのは理解出来るが、川崎と共に両ボランチが前半にイエローを貰うのは後半の守備強度に大きく影響した事だろう。
京都の心臓とも言える金子、川崎にはより高いレベルを求めていきたい所だ。

②マルコトゥーリオなぜin out?

苦言を呈するようで申し訳ないが、戦術的な交代だとしても選手のモチベーションを考えてあげて欲しい。
いくら後半ロスタイムだったとしても、あのシーンで一美を出す意味は何だろうか。やるせない表情をしていたマルコトゥーリオ次も頑張ってくれ!

③ベンチワークへの不信感は引き続き

前節の解説から同様、ベンチワークには改善を求めたい。


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